本日(8/22)も三重県は暑い1日でした。
今朝は、いつも通り、しもの幸助事務所(白子駅前)にて、掃除、事務処理などを行い、その後、三重県志摩市にある志摩市阿児アリーナに向かい、三重県教育委員会が主催する
中学校が主役
子ども防災サミット in みえ
に出席させて頂きました。
(下野は三重県議会にて防災常任委員会に所属してます)
子ども防災サミットでは宮城県の中学校2校と三重県の中学校9校が防災学習の状況を発表しました。
まず、宮城県の中学生の皆さんから発表がありました。
発表の中で震災後、机で勉強できること、友達と一緒に部活ができること、そして家族で一緒にご飯が食べれることなど、日常生活の基本的なことに対して、とても素直に感謝の気持ちをもつようになったと発言されていました。
また、震災後、生活していく上で、基本的なこと、当たり前のこと(例えば、蛇口をひねれば水が出ることなど)に対して、感謝の気持ちを持つようになったという発言があり、これはとても大切なことだと感じました。
鈴鹿市からは沿岸部の鈴鹿市立鼓ヶ浦中学校の生徒が発表しました。避難訓練の状況報告や避難時に使用する無線をデモで実演していただき、とても分かりやすい発表をしていただきました(写真)
同校が母校の私にとっても、大変嬉しく思いました。
(中学校紹介:トイレが綺麗なことは今も続いています)
(避難訓練のご紹介)
三重県内からは鈴鹿市立鼓ヶ浦中学校、尾鷲市尾鷲中学校、紀宝町立矢渕中学校、鳥羽市中学校生徒会代表(市内全6校の共同発表)の合計9校が発表されました。
尾鷲市立尾鷲中学校の発表の様子1
尾鷲市立尾鷲中学校の発表の様子2
(尾鷲市への津波到達予測時間の発表)
尾鷲市立尾鷲中学校の発表の様子3
紀宝町立矢渕中学校の発表の様子
(平成23年9月の台風12号からの教訓を発表)
鳥羽市中学校生徒会代表の発表の様子
(鳥羽市内全6校のご紹介)
全ての中学校の生徒が素直に防災を向き合い、自らが学習し体得していることに大変嬉しく思いました。
中学生の発表後は、名古屋大学の減災連携研究センター長の福和教授から「東日本に学び南海トラフに備える」と題した講演をお伺いしました。
福和先生の発表の様子1
福和先生の発表の様子2
(宮城県と三重県の構成比較)
ご参考までに、宮城県と三重県の人口密度は各市町にばらつきがあります(写真上ご参照)が、県全体では2県とも319人/k㎡となっています。
福和先生の発表の様子3
宮城県の中学生の皆様から三重県民の皆様へ、大切なメッセージを頂きました。どの言葉も、大切に受け止めたいと思います(写真上ご参照)
福和先生は、
発表の最後には、参加中学生の皆様から防災宣言をしていただきました。
防災教育の周知、避難方法等、習得には地域の皆様、学校の先生など、多くに皆様のご協力と長い時間が必要ですが、皆様と一緒に継続して防災対策に努めてまいります。
東日本大震災の災害映像や地震の歴史、過去の災害に関連した歌人の俳句、絵画など、幅広い観点から震災を学ばさせて頂き、そして、実行に移す大切さ、重要性を教えていただきました。