今日は一日、三重県議会議事堂で会議、勉強会、委員会などが続きました。


本日、午前中は三重県議会(全員協議会室)にて、県議会議員全員(51名)が集まり、平成24年版 成果レポートの意見交換がありました。



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成果レポートとは、三重県の長期戦略である「みえ県民力ビジョン」や中期戦略「みえ県民力ビジョン・行動計画」などに基づき、前年度の県政の取組について評価を行い、その結果を翌年度における取組の改善へ生かすこととしています。


午後は、三重県議会(全員協議会室)にて、三重県のスポーツ振興策について、三重大学教育学部の杉田教授(保健体育科)からお話を伺いました。


杉田先生は、三重県出身(三重大学卒)で、三重県スポーツ推進審議会委員や2012ロンドンオリンピック強化支援の検討に関する懇談会委員(文部科学省)などを務められています。また、2010年FIFAワールドカップでは日本代表の高地トレーニングの専門家として同行されました。

講演では、スポーツ基本計画の概要からタレント(選手)発掘・育成のプロセスなどを分かりやすく、1時間程度お伺いしました。選手の育成にあたっては、競技能力が高度化する
一方で、フィールド(現場)の中だけでは育たないというコメントがありました。専門的能力はもちろん、身体的能力、知的能力、大きく分けて3つのポテンシャル向上が望まれるとのことでした。



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講演最後には杉田先生も同行された、2010年FIFAワールドカップで、サポートする現場模様の動画を拝見させていただきました。


サッカーのレギュラー選手は11名ですが、日本代表チームは岡田監督を始め、補欠選手、医師、トレーナー、食材係員など約50名で構成されています。一人ひとりがチーム全体を考え、同じベクトルへ向かって意志統一を図りながら戦う姿に、スポーツ本来の醍醐味と感動があると思います。


また、スポーツ選手に共通して言える事が、「学ぶ姿勢」を持ち続けているということを教えていただきました。これは、政治家にも言えることだと思います。
これからも、県民の皆様のライフステージに応じたスポーツ活動の推進に、取り組んでまいります。




講演終了後には、スポーツ振興対策調査特別委員会が開催され、第76回みえ国体(2021年)に向け、意見交換をしました。


2021年に開催される、みえ国体まで、まだまだ先と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、施設の選定や選手育成の面から考えると、あまり時間がないと思っています。

また、みえ国体の3年前の2018年には、三重県を中心に東海地区で高校総体(インターハイ)が開催されます。


子どもたちが活躍できるよう、多くのスポーツを県民の皆様と意見交換しながら学び、そして実践して行きたいと考えています。