独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)が主催する、ベンチャー開発成果報告会に出席しました。(東京都千代田区)
この報告会は、産総研の研究成果および大学・公的研究機関等の技術シーズを基に、成長性の高い新規創業企業の創出を目指している、企業の報告会です。
研究分野は、主に情報通信・エレクトロニクス分野、ライフサイエンス分野、ナノテク分野、環境分野です。
すでに、産総研の技術移転により、87社のベンチャー企業が誕生しています。
下の写真は、ベンチャー開発の研究のひとつで、「カメラ映像からの来場者デモグラフィック調査」を行うサービスです。
カメラ映像からの「人物上半身検出による人物/人数カウント」と「顔認識による人物プロフィール(性別・年齢・笑顔度)推定」を統合した自動来場者デモグラフィックが集計できる製品です。
デパートやコンビニ、遊園地等の市場調査などがユーザーとして想定されます。
会場には、自治体、技術者、投資家など、多数の方々が参加し、ベンチャー開発の説明を、ビジネスモデルの検証、マーケティング、顧客開拓、資金調達などの観点から、お伺いしました。
小さく(成長性の高い技術を)生んで、大きく育てる。そのためには、各地域で産官学連携を通じたベンチャー開発の普及が必要とされています。