今夜は、鈴鹿市労働福祉会館にて高橋千秋参議院議員を招き、TPP勉強会を行いました。


高橋議員とTPPについて勉強するのは、今月7日に引き続き2回目で、今回は、より具体的なことをお伺いすることができました。

大変お忙しい中、高橋議員には、2時間近く、丁寧に説明していただきました。


下野幸助オフィシャルブログ「三重県民と県政のかけ橋に」Powered by Ameba-20111214_TPP勉強会2


下野幸助オフィシャルブログ「三重県民と県政のかけ橋に」Powered by Ameba-20111214_TPP勉強会1


来年の今頃(2012年後半頃)には、TPP交渉の材料が整う予定ですが、現段階ではまだ準備段階です。仮に、TPP参加した際の試算も、各省庁バラバラで精査をしなければなりません。


しかしながら、TPPを議論する必要性は、今後、さらにアメリカ大統領選挙の関係もあり、高まってくると思います。


また、必要性の主な理由としましては、世界貿易機関(WTO)が貿易自由化の国際ルール作りを目指し、2001年11月から10年間続けてきた多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)について「近い将来の包括合意はできない」という結論が明日(15日)でます。

これは、事実上の交渉「休止」宣言で、世界貿易は、戦後からの多国間交渉機能を当分失うことを意味し、それによって、自由貿易協定(FTA)や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などの2国間、複数国での協定締結が重要となります。


このように世界の流れから見てば、FTA、TPPへの流れは加速する感じます。今すぐには、結論は難しいと思いますが、他国との協調を図りながら、いち早く、TPPの議論を重ねていき、国民の皆様に周知して頂きたいと思います。


私自身も、TPPに限らず、円高、雇用流出、高齢化など、日本の経済情勢悪化要因に歯止めをかけるためには、国際的な観点からどのような政策が望まれるのか、勉強してまいりたいと思います。