こんばんは。


今日も、鈴鹿は雨の一日でした。 早く梅雨が明けて、カラッとした夏が


来てほしいですね。


さて、今日は、廃藩置県について考えたいと思います。 なぜなら、


139年前の今日(明治4年7月14日)、廃藩置県が制定されたからです。


また、先の参議院選挙でも、一部の議員が道州制推進という意見があった


からです。


簡単にいえば、廃藩置県も、道州制も、地方の政治機能


(責任と権限)とその地理的範囲の見直しです。


なぜ、廃藩置県が行われたかというと、第一に、それまでの藩ごとの統治を


止め、世界を見据えた中央集権体制が必要であると考えたからです。


それまで、続いていた幕府の運営では閉鎖的で、対外的にも、太刀打ち


できなくなった。そして、何よりも日本の経済発展を考え、海外に眼を


向けなければ、時代に取り残されると考えたからだと思います。


その思いが強かったのが、勝海舟や坂本竜馬だったのではないでしょうか。


そして、今、道州制が取り上げられるのも、廃藩置県を推進した時代と同じ


理由があると思います。


それは、日本が世界と共存していくため、日本の地方政治が一致団結できる


機能的、効率的な単位の組織を創らなければなりません。そのためには・・・


   ⇒ガバナンス(統制)体制の強化が必要


    ⇒(対外的に)強い日本政府、(精神的に)強い国民が必要


となると思います。


明治時代であるならば、明治政府によって、廃藩置県前後では、富国強兵や


武士道と言った思想により、強い国家が形成されて行きました。


今の日本も、グローバル化の荒波を乗り越え、経済発展の答えをひも解くと、


国民一人ひとりの精神的強さと団結心の向上が必要と感じぜらるを得ません。


その原動力となるのが、国民一人ひとりが夢や希望を持ち、


実現できる社会を創りあげることが前提だと思います。