少し前にOHしたのとは別の予備エンジンOHの依頼です・・・
早速バラしました・・・・
シリンダーーはカーボンが付いてますが傷は無い感じです。
ピストンも同じく・・・・
凄いカーボンですから不調だったのかも・・・
ヘッドには1mmぐらい体積?
この状態で全開なんてすると一瞬で溶けますな・・・・かなりの高圧縮になります
レース時代の色んな検証で0.2mmのガスケットの厚み違いでいろんな要因もあるでしょうが69psが60に落ちたり・・・MJで3~40
番変りますからおもってるよりシビアなのです・・・
逆にウチで前に嫁にやった3MAは圧縮下げてガスケット0.5mmから0.7ぐらいにしてパワーを40psぐらいまで落としたデチューン仕様や~3XVで0.6mmノーマルから0.8mmにしたデチューン号制作しました・・・
セッティングが大幅に薄く変わりますから適当に真似しないように・・・
3MAエンジンで一番バラすのが大変なのがバランサーのナット・・・
薄いのに30mm しかも知らないと渾身の力で緩めようとして締めてなめてしまう逆ネジ・・・・
しかもクラッチハウジングの凹部分しか工具が入らない・・・
ちなみに欠品していますからナメたら最後・・・・・
これはたしか6kgぐらいで締めるんですけど逆ネジなのでトルクレンチが使えない・・・・
サクッとバラしてほぼ問題なし・・・
クラッチハウジング、ボス固定の29mmのナットがインパクトで締めたのか普通9kgぐらいだから緩むんですけどあわや舐めるぐらい固かった・・・・ロックワッシャが2つ起こされてたのでたぶん手が入ってる感じ・・・
クランク室内もカーボンが溜まってるのでかなり濃かったのか逆にクランクのベアリングは問題なし・・・
サイドクリアランスも新品で0.45~0.5ですが両方0.45
またTKRJ製コンロッドで組み換えですかね~
とりあえずオーナーさんと相談です・・・・