関西ＴＺＲミーティング幹事・・キューティーさんの１ＫＴです。４台１ＫＴがあるそうですが～そのうち前にＴＺシートを付けた１台です。
オクでイシイチャンバーで使っていた絶好調らしいＴＭ３０です。Ｒ１－Ｚ用だそうです。
ま、同じね～
ミハラのＴＭ３０と同じ？知らんけどこういうキャブはシンプルでセッティングしやすい・・・・
それでもアイドリングがスクリュ閉じても２５００～下がらないらしい・・・・
ま、ミクニ＋ヤマハなら任せてください。
ＯＸの出荷時の基本セッティングも知らなくて充分・・・
３ＸＶで鈴鹿走らせていた頃は後１０番絞ったらピストン溶けるギリギリデトネが出るセッティングの詰めをしていましたから・・・・
知ったかぶりで焼き付かせたりしないように・・・・
どれどれ～ほう～～～
えっ？キャブの底削るかケースの上側ちょっと削るかしないと入んないの？
見るとドレンの通路の当たりが削ってある。
削りすぎたらパーでんがな～
アイドルスクリュはちゃんと全閉になるのでアイドリングが下がらないのはあれだな・・・
一旦同調取って始動・・・・
たしかに２５００からアイドルスクリュ動かしても回転が下がらない・・・
バラしてある時は全閉になってるが取り付けたらちょっと開いてしまう・・・・・
やっぱあれだな・・・ＴＭ２８用になってるスロットルワイヤーがＴＭ３０だと短い・・・
微妙に引っ張ってる？なのでアジャスターを目いっぱい緩める・・・・
回転が下がった・・・ほれ～やっぱり。改めて同調取ってＯＫ～
さて～本当は全開のＭＪ決定指定から合わせるのですがダイナモ掛けないので一旦スローから・・・それで試走すると・・・・・
ゲボゲボゲボゲボ～
空ぶかしではまあまあ低回転がまあってるけどどうも片肺っぽい・・・
それで開けると・・・・・・
ＰＪは２７．５番・・・・・う～んそんなに濃いのはおかしい・・・
ＴＭ２８でも３０でも３８でも大体２０前後・・・１７．５～２２．５範囲・・・
キャブの口径に関わらず大体その範囲。
１ＫＴは純正で２０だから２０ぐらいなはず・・・
でも２７．５で完調だったと出品者が言うので濃いめの
２２．５に変更・・・・
もう片方は・・・・・
ん？・・・そんな馬鹿な～～～～～
ＰＪが入ってない・・・・・
おいこら～出品者 何がイシイチャンバーで好調じゃ～
これじゃＰＪ２００番ぐらいじゃ～なんやったらＭＪより濃いぞ～
絶対に好調だったわけがないな・・うそつき～
それで両方２２．５に・・・
で、試走・・・・
走りだしはマシにはなったけど中開度からゲボゲボゲボ～
これはあれだな？・・・ゲボゲボ時にチョーク引いてみる・・・
気持ち酷くなった・・・・もし薄すぎるならチョーク引くと吹けが良くなる・・・
薄い場合は回転が上がらなくゆっくり開けるとじわっと加速する・・・
この場合はジェットニードルがやたら濃い。
それで開けてみる・・・・
おい～ジェットニードルは上から４段目～やたら濃い・・・しかも片方が腐食で荒れ荒れ・・・
昔もてぎで３ＭＡのレーサーが高回転で引っ掛かりがありＪＮに筋状の編摩耗があったせいでそうなったことがある・・・・セッティングがおかしいとヘンな周波数の振動でＪＮがＮＪに揺れまくって摩耗するみたい。
凄い腐食ですので仕方なく禁断の奥の手…磨きを掛けます。
１／１００精度と言うけど～４００番～１０００番～コンパウンドでピカピカに磨きました～
アルマイト剥げてるから長持ちしないかも・・・・
で、一気に２段クリップをあげて薄くします。
あんだけゲボゲボだと１段ところではない・・・
それで～試走・・・・
６５００から凄い気持ちのいい加速・・・・ほれ～２段で正解。
パイ～～～～～～～ン。これぞ２スト・・・
ただしスロー域がまだモへ～・・・４０００ぐらいでキープするも弾けてない・・・
なので４０００キープでチョーク引くと・・・・
さらにちょっとひどくなった・・・・
これはあれですな？
ＰＪやっぱり２２，５が濃い。１，５戻しから２．５戻しへ・・・
ところが変化ない・・・１回転も開いて変化なしなら相当濃い。
それで２０番の２回転戻しへ・・・・・
で、試走・・・４０００でパパパパ～と弾けた～
ま、夏になるのでもう半回転開けてもいいかもしれんけど～
結果１ＫＴでオーエックスＴＭ３０は今回
メインジェット ２３０（全開で調べてないので次回パワーチェックで）
ジェットニードル 上から２段目
ニードルジェット・・・そのまま
パイロットジェット ２０
エアスクリュ ２回転戻し～２．５回転戻し・・・
いや～勉強になりました～
というかオクの出品者が嘘つき～すぎ～