こんばんはニコニコ


深夜です星空星空星空


先程「おやすみなさい」と言ったのに、眠れなくなってしまいました照れ







眠れない夜に…


お布団に入って横を向く。
枕についた耳。


そのまま静かにしていると、耳の奥で響く音。
トク…トク…トク…


心臓の音


己の鼓動


トク…トク…トク…


刻まれるリズムに耳を傾ける。







私が生きている音。
私の源の音。


看護師の私は、そんな事を考えていると、看護学校で学んだ『解剖生理学』の心臓の図が脳裏に浮かびます。看護師のさがですねニコニコ



これです↑(画像お借りしました)


学生の時に嫌というほど学んだ心臓。
『完璧に心臓の図を書けるようになりなさい』と教務に言われ、何十回、何百回と書いたことか…。


鼓動。
人によって速さやリズムが異なります。
なぜ心臓が動くのか?
このメカニズム、今の科学をもっても解明されていないんです。ご存知でしたか?


学校では、ヒス束から信号が出ているとか。はたまた、洞結節から信号が出ているとか。そのように習いました。


人間の身体ってね、脳から信号が出て神経を伝わり、手や足が動いたり、息を止めたり、オシッコを我慢したり出来るんです。
自分の意思で様々な器官を操ることが出来るんです。


でも、心臓は特別!
鼓動を止めようと思っても、止められませんよね。息を止めても、心臓は動いてますよね。


心臓はね、人間の臓器の中でも独立した器官なんです。


そして、もう一つ特別な理由があります。


遥か昔に、私も経験しましたが(笑)

大好きな人に会った時。その嬉しさに、胸がキューンとなりましたラブ
逆に、大好きな人に会えない時。その切なさに、胸がギューッと苦しくなりました。


『好き』とか『嫌い』の感情は脳(思考)が司るのに、なぜか心臓(心)が、脳(思考)とは別に反応するんです。


心は何処にあるのか?と聞かれた時に『頭』と答える人も『胸』と答える人もいます。きっとどちらも間違いではないのだと思います。







話が逸れてしましましたが、自分の鼓動に耳を傾けていると、自分が生を受けた瞬間に意識が戻ります。


受精卵がお母さんの子宮に着床して、ものすごいスピードで細胞分裂が始まり、胎嚢がエコーで確認されます。
その後、胎嚢の中に赤ちゃんの芽、胎芽が確認されます。その頃に心臓が確認され、胎児へと成長していきます。


勾玉のような形の胎児の中に、コロコロと動く細胞。それが心臓。手も足も肺も、脊椎も…。ほかのどの臓器も形成されていない中、最初に確認できる臓器が心臓です。


ひとつの生命として、何より最初に作られた臓器。人の形を成す前から、お母さんのお腹の中で聴いていた音。その音はこの世にオギャーと生まれる前から。
そしてこの世に生まれ出た瞬間から、今この時まで、一秒たりとも止まることなく、己の内に響き続けた音。


だからなのかな…?


眠れない夜に、枕にあてた耳の奥で響く鼓動。懐かしさと安心を感じる音。


人はね…
身体のどこかに障害を負ったり、脳にダメージを受けて寝たきりになったり。コミュニケーションが取れなくなっても
(意思の疎通が取れてるのか確認できなくなっても)
最後まで耳は聴こえていると言われています。


だから私達、看護師は、患者さんのご家族に伝えるんです。
「耳だけは最後まで聴こえているそうです。だから、聴こえていない、返事をしてくれないと諦めずに、どうか、声を掛けてあげてくださいね」と。




人はきっと最期の時に、己の内に響く鼓動を聴きながら、その時を迎えるのでしょう。
お母さんのお腹の中で、初めて鼓動を聴いたのと同じように…。


眠れない夜に…


そんな事を考えながら、自分の音に、静かに耳を傾けてみるのもいいかもしれませんよ照れ