浮気したいとかどうこうじゃ、なくって。


ただ自由が欲しいだけ、自分らしくいたいだけ、広い世界が見たいだけ。


***


彼女とは、東京で時々、会うようになっていた。


東京にいるときは、うちにも泊まったりしたから、ダーリンにも「遠くから女友達が泊まりに来るんだよん」、と言えば、その日はHis Houseへご帰宅してくれた。


あたしたちは、いっつもお肌に良さそうな美味しいDinnerをして、遊び計画立てたり、時には夢を語り合ったり。たまにお洒落してクラブに出かけたり、真夜中に六本木のバーに女二人しけこんだりしていた。多分あたしもこのコもちょっと好奇心旺盛で、訳分からないテーマを掲げて行動してて・笑、いつもと違う世界に飛べちゃう感じがした。でもかわいいもんでしょ、このくらい。


それにしても、久々に下界(どこだよ?)に顔を出して1107、20代女子としての自分の市場価値の高さ(笑)に、・・・What?とびっくりした。忘れてた。若い乙女が一歩外に踏み出せばこんなにモテるのねん、と。もし何か今の生活に疑問を感じているあなた、ちゃんとお洒落して外に出て、世界をしっかり見ておいた方が良い(笑)


このまましばし手綱を緩めておいてくれたなら、たまに違う世界を見てリフレッシュしてきたバンビちゃんは、でもあたしのおうちはやっぱりここね♪と巣の温もりもあたたかく感じたことだろう。しかしながら、その手綱が緩められることはなく・・・。


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そんな中、彼女と訪れたとあるラウンジで、ある人と、出会ってしまった。


その店に知り合いもいないのに、お洒落してったせいか、エントランス入るなり奥のVIP席に案内される。(まあよくあることだよね・・・。)


一番奥の席に座っていた人の隣に、腰掛けた、あたし。




☆続く☆