ドメーヌ訪問4(2020年2月)夢ワイン★ | トッシーのブルゴーニュワイン日記

トッシーのブルゴーニュワイン日記

ブルゴーニュワインとシャンパーニュ好きの気まぐれ日記です。

今年2月に行ったブルゴーニュ旅の続編 


大好きなドメーヌを訪問して


シャンボール・ミュジニーの畑を歩き


向かった先は


“伝説の造り手”


当主

「いやー久しぶり、まあ中に入って」



当主「よく来たね、飲みなさい」

MSD 1er クロ・ソルベ 2000年

私と某氏「有難うございます!」

来客をもてなすように

ボトルをニコニコしながら

開けてくださった

もういきなり

シナモン、出汁、漢方系の香り爆発

このワインを一口飲んで

感動しない人いるのかな?

こんなにバランスがよく

素晴らしい

ブルゴーニュワインが飲めて幸せ!!

感謝しかありません

当然、かなり美味しいので飲んでしまう

ワインが少なくなると

当主がすぐ注ぎ足してくださるなんて

夢のようです

うちの両親にも飲ませてあげたい

そんな感動ワインです

(*゚▽゚*)


あっという間にソルベを飲んでしまうと

奥の部屋から追加ワインが登場

シャルム・シャンベルタン 2004年

エッ!!凄い芳香

いいんですか!

こんな素敵な直球ワインを

開けて頂けるなんて信じられません

これは夢なのか?

しかも、ワインが全くストレスがなく

開けてすぐに強烈な香りが鼻腔を刺激する

これは、ブルゴーニュワインに求める

一つの完成形だ

情報量が全く違う

当主が、通訳さんも飲みなさいと

オススメするけど仕事優先で

全く飲まれない

ほとんど私と某氏の2人で飲んでいます

欧州に住んでいる

強烈なワイン愛好家さんから聞いた話では

あのRCの新VTよりも高くて驚いた

(゚o゚;;

世界中の愛好家から

不景気に全く関係なく需要増で

かなり高騰しているのが現実

MSD 1er ブランシャール 2005年

まだ力強さがあるけど

何て飲みやすいんだ!

熟成は10年ではなく

20、30年後クラスか!?

今飲んで、即美味しいのは

クロ・ソルベ 2000年

お父さん

どの順番でワインを開けているのかな?

もしかしたら、別室に保管している

ワインを手前から持って来ている気がする

(^_^;)

さすが、伝説の造り手

どのワインにも共通して

“旨味”が感じられ仰反る美味さ

当主と奥さんの向かい側に

私、雨男割烹、某氏の順番で座り

当主の正面に雨男

フランス語がペラペラの某氏と

当主の会話を聞いているだけでワクワク

私は、その間にワインや日本の話など・・・

雨男は静かだな・・・

スッと横目で見ると寝ているではないか!

この◯カ者め!誰のところに

お邪魔していると思っているんだ!

さすがに正面のど真ん中の席で爆睡は

かなりまずい

某氏と目が合い苦笑い

(^_^;)

私が当主たちに気づかれないように

テーブル下で

雨男の左足を何度か軽く蹴るが

一瞬だけ起きるけど

またコックリコックリ

(-_-)zzz (-_-)zzz (_ _).。o○

「この◯カ者め、許さない」

訪問できることが奇跡で

どれだけ交渉するのが

大変なのか全く理解していない

世界中から訪問依頼があっても

全てお断りしているのに!!

ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

私の怒りは頂点に達していた

全く苦労せず

ただついてくるだけで

ラッキーな雨男

雨男は、いつも料理を作るだけで

ドメーヌ訪問の交渉など

何一つやらないし全くできない

あまりにも露骨に寝ているから

失礼過ぎて私が冷や汗もので

胃が痛くなる

何回も左足を突っつくが

全く起きない

とうとう気づかれ

苦笑いするしかない私

昼一番に訪問させて頂いた

ドメーヌで雨男は撮影担当に集中して

グラスに注がれたワインは

香りだけを確認するという

打合せになっていた

もし、少し飲むなら自己責任で判断する

このあともドメーヌ訪問が

あるから絶対に酔ってはいけないのは

どこに行っても同じこと

観光気分で、タダで酒が飲める

なんて考えは論外である

雨男よ、キミは◯カなのか

当主が「何だ、コイツは!?」

と憤慨されたら

責任をとれるのか!?

鹿児島の某氏との酒席でも

同じことがあり私が叱責されたことがある

それでも自分をコントロールできない

頭、大丈夫なのか???

最後、一緒に記念撮影をするとき

寝起き顔でニコニコしていて

さらにムカついた(笑)

宿に戻り怒りの反省会


ルネ・ルクレール/
GC 1er ラヴォー・サン・ジャック
1993年

朝から

ずっと大興奮のワインを飲んできて

緊張の連続だった

特に最後のドメーヌ訪問では

雨男の失礼な態度で

精神的にどっぷり疲れたけど

何も考えずお疲れさまワイン

某氏と本日のドメーヌワインについて

語り合う時間だけがリラックスタイム

ラヴォー・サン・ジャック

溶けたタンニンと酸のバランスは

申し分ない

ザクロ、イチジクのコンポート系の

香味があり飲みやすい

やはり、現地ブルゴーニュで

飲むワインが一番美味い


晩ご飯はチキンカレーとサラダ

日本にいるような家庭の味に

ホッとしました

雨男は一緒にドメーヌ訪問をしないで

マルシェに行って新鮮な食材を調達し

立派なキッチンで料理だけをしていた方が

いいのではないか

フランスに来てまでイライラするとは

想定外(苦笑)

ドメーヌ訪問は始まったばかり

大興奮のドメーヌ訪問は

マイペースでアップできたらと思います!