何年ぶりかにお会いした
ミシェル・グロ氏
年明けからずっと咳がとまらないのに
これまた寒い日本にやって来た
ありがたい
(*゚▽゚*)
最近までブルゴーニュは極寒で
雪がかなり降ったとのこと
地上よりもカーヴの方が
逆に暖かく感じるのでしょう
さて、体調が悪い中
こちらの質問にパンパン答えてくれる
優しい造り手さま
VR 1er オー・ブリュレ 2016年
リシュブールの区画の北側に隣接している
「ブリュレ」とは焼けたという意味で
土壌の水捌けの良さが畑の名前に
由来しているようだ
小石を多く含む表土は
30〜35センチ程度の深さで
下層土はプレモー村で採れる石と
同じタイプの硬い石灰
興味深い話は
リシュブールとブリュレは
幅3mくらいの道だけしか離れていない
赤い薔薇を想わせる
エレガント系の香り
生き抜いたピノ・ノワール
周囲には偉大な畑が多く
畑や造り手によって評価は様々
ワインは飲みもの
歴史を聞きながら
色んなことを考えながら飲む
試飲で吐き出すなんてできない
ふんわりタンニン
果実味と酸も申し分ない
一般的に難しいと言われていても
実力のあるドメーヌは
いつの時代も困難を乗り越える
ごっつい石もあるでやんす
(=^ェ^=)
表土がリシュブールより浅いので
タンニンが優しく早飲みでも
楽しめるとのこと
なるほど、そんな見方もあるのね
(*゚▽゚*)
VR 1er クロ・デ・レア 2016年
1860年にアルフォンス・グロの時代に
購入された単独所有畑
つまり、モノポール
この畑を囲む三角形の壁は
村の東側に伸びていて
中腹には大きな門構え
レアの谷から突き出た
小さな膨らみの上に位置する
下層土はコングロメラ・ソーモンで
泥灰土と混ざった石灰の塊が多い
そして、何より水捌けが良いのだ
こちらは力強く長期熟成が必要
徒歩圏内の畑で標高差があり
何百年、何千年の月日が経ち
形成された地層
その歴史を直接
生産者自らの説明を聞きながら
テイスティングできる幸せ