前作『スリムドック$ミリオネア』で念願のアカデミー賞に輝いた、ダニーボイル監督作品。
主役はスパイダーマンの親友役でお馴染みのジェームスブランコ。
ジェームスディーンの再来と言われてたひとです。
今作でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。
いやーなかなか衝撃でしたね。
しかも実話。
前半は懐かしの『トレインスポッティング』のように、ロックガンガン!カット割りバシバシ!な感じで、テンポよく、カッコよく進んで行きます。
まるでアカデミー賞からの重圧から解き放たれたように(笑)
がしかし、事件が起こってからは、一気にドキュメンタリーのように進んで行きます。
ほぼ全編登場人物は一人だけ。
場所も動かず。
にもかかわらず、飽きさせないのは流石ですね。
でも決して変にドラマドラマせず、お涙頂戴にもならない分、こちらに突き付けられるモノも大きい。
ほんとにひとはいつ何が起こるかわからない。
その起きた時にどう対処するのか?
運命を恨むのか?起きたことにより気付く想いに感謝するのか?
この映画でも主人公はとある代償を払います。
自分には到底出来ないと思う。
でも自分が生きたいというより、きっと今までの自分に悔やみ、自分にかかわった人達に感謝を伝えたくてそうしたように思えました。
この監督は『トレインスポッティング』もそうでしたが、絶望的な状況から這い上がる、這い上がってやる!そんな思いを強く伝えたい監督のようです。
始めから終わりまであっという間でした。
観て損はないと思います。
ただ…ネタばれになるのであまり詳しくは書けませんが、女性の方だとスクリーンを正視出来ないかも知れないシーンがありますのでご注意を。
