2017年の年度末12月15日発売の『幽』28号、株式会社KADOKAWA発行に、松田広子が取材に応じた。


東雅夫の日本怪談紀行「恐山から仏ヶ浦へ」で、松田広子と八戸市出身の芥川賞作家三浦哲郎の短編「お菊」を紹介。

加門七海の「四度恐山を訪れて-怪談巡礼印象記」では最後のイタコ松田広子に直接取材した、その模様を紹介。



2018年1月19日午後9時に、NHK青森放送局から青森県内に放映され、後に東北・全国に放送された「新日本風土記-八戸」では、盲目で最高齢のイタコ中村タケが、番組の後半で取り上げられ、降霊口寄せの模様が収められた。

2018年2月22日.株式会社KADOKAWAより発売された、鵜飼秀徳の『「霊魂」を探して』では、第五章「現代のジャーマンたち」のなかに、約30ページに渡って、鵜飼自身が降霊口寄せをしてもらい、松田広子と木村妙海を取材しその模様を紹介した。




2018年7月27日、株式会社ブートレグから発売された『ATLANTIS』創刊号では、境界BORDER・東北異界物語、陸(6)、死の国で松田広子の「おしら遊ばせ」の模様とイタコの巫技を紹介している。




2018年12月28日発売の株式会社婦人画報社の『婦人画報』2月号では、辛酸なめ子の開運スペシャルとして、その参八戸"最後のイタコ"の巻-拡大版「この人を深掘り」78に、松田広子の「おしら遊ばせ」を取材して、その模様を見開き2ページにわたって紹介している。




イタコは決してメディアを拒否しているわけでもなく、ただオカルトや霊感商法の人々と混同されることを嫌うだけである。

イタコの巫技、巫業を真摯に受けとめその世界を理解しようとする人々には、門戸を開いている。

イタコに対して過剰な期待と、思い込みによる妄想を要求することだけは避けて欲しい。

つづく