DTVドラマ『名も無き世界のエンドロール』に共演している岩田剛典と金子ノブアキ。

『プロミス・シンデレラ』とは全く逆の共演です。


 現在、放映されているドラマ『プロミス・シンデレラ』において老舗旅館「かたおか」の五代目・若旦那、片岡成吾を演ずる岩田剛典と「かたおか」の茶房の従業員、黒瀬を演ずる金子ノブアキは別のドラマ『名も無き世界のエンドロール』においても共演していますが『プロミス・シンデレラ』とは全く逆の敵対する役です。


 dTVドラマ『名も無き世界のエンドロール』は映画版の続編で闇の交渉屋、キダを演ずる岩田剛典は自分の雇い主である川畑から裏組織で働く従業員を助け出して欲しいと依頼を受け、その交渉役をキダに指名した。

 その裏組織とは表向きは『アクトレス』という会員制の高級クラブではあるが裏では人身売買や薬物販売を行う犯罪組織で経営者のケイ(金子ノブアキ)は、それまで政財界と太いパイプを持つほどだったが次々とパイプを失い組織は崩壊寸前に追いやられ店で働くホステスや従業員達を脅して辞めて逃げることも仕事を休むことさえも許さず店の売り上げ金のほとんども自分の懐に入れ給料も半分以下しか支給しない有様だった。

 キダは『アクトレス』に乗り込み店長に交渉するが交渉は決裂となり強引に従業員を助け出すことに成功するも救い出された従業員はキダの指定された場所に逃亡せず従業員仲間達に捕まり制裁を受けてしまう。ケイはキダに対する恨みをつのらせ従業員達を脅迫し捕えようとする。その『アクトレス』でホステスとして働く女性・ミチル(松井愛莉)はキダの住むアパートの隣人で店内でのキダの交渉術を全て見ていたためキダに近付き自分をケイの元から救い出して欲しいと依頼するがキダは自分が雇われているだけの交渉屋で勝手に動けない事や交渉の依頼料が莫大な金額でミチルの稼ぎでは到底払いきれない事そして自分が救い出したケイの従業員を守りきれなかった事が負い目となりミチルの依頼を断る。

 それを聞いたミチルはキダに失望し帰り道、キダと接触していることがケイに知られ従業員達に捕えられてしまいケイはキダにミチルを助けたければ交渉に一億円を持って店に来いと脅迫する。果たしてキダはミチルを交渉術で救い出すことが出来るか・・・?


 『プロミス・シンデレラ』と『名も無き世界のエンドロール』二つのドラマは全く違う世界観の内容でキャラクターも全く別ですが岩田剛典と金子ノブアキは見事にその役を演じきって共演して見応えありです。