HITOTAKEのブログ

ジャンボーグAとジャンボーグ9

ジャンボーグ9は「ジャンボーグA」26話から登場。

ジャンカーZ(ホンダZ)からの変形。



 来月から劇場公開となる「ウルトラマンゼロ THE MOVIE超決戦! ベリアル銀河帝国」において、かつての円谷ヒーローのモチーフした新ヒーローが登場する。


 その中で宇宙船ジャンバードから巨大ロボットに変形するジャンボットを操縦するのは主人公のゼロことランを導く少年ナオである。ナオを演じるのは最近では「怪物くん」でヒロシを演じた子役・濱田龍臣である。私は当初「何で、こんなガキが・・・?」と思ったが、ジャンボットは1973年に放映された「ジャンボーグA」のモチーフである。

 

 「ジャンボーグA」は主人公は立花ナオキという青年で普段はセスナを操縦するパイロットであった。この作品において珍しいのは主人公でありながら地球防衛組織に所属していない点で、地球防衛組織の隊長だった兄の敵を討つためエメラルド星人から与えられたジャンボーグAを頼りに戦う私闘が展開された。



HITOTAKEのブログ

「ジャンボーグA」の主人公・立花ナオキ



 本来「ジャンボーグA」の初期設定というべきか、主人公は青年ではなく少年であった。もしかすると「ジャンボーグA」の設定がそのまま実行されたらレギュラーの子役だった立花和也(ナオキの甥)が主人公で隊長であった父の敵を討つためにジャンボーグAの操縦者になっていたのかも知れない。

 そして主人公もクランクインする直前まで中村ブンが主人公のはずだった。中村ブンは大人であるが小柄で少年ぽさを残す方だったため丁度良い役柄だと考えられたが、主人公は二枚目の立花直樹にチェンジされた。番組側は二枚目青年にした方が良いと考えられたようである。それでも立花ナオキは「ジャンボーグA」の初期においては青年ではあるが、性格は少年のように暴走しがちで、地球防衛組織の隊員達と衝突が続いた。

 最初は戦いに不慣れだったナオキも次第に慣れてきたが、ナオキの中に自信から過信へと変わり、ある戦いで重大なミスをやらかしてしまう。エメラルド星人から地球防衛組織を共同で戦うように忠告されるが、ナオキは聞き入れようとせず単独で戦ってしまい2代目隊長を死なせてしまい、エメラルド星人から操縦者を解任させられそうになる。このような経験からナオキは成長し、いつしか地球を守る若者へとなっていく。

HITOTAKEのブログ

劇場版における新ヒーロー、ジャンボット

ジャンボーグAのモチーフである。



  今回の「ウルトラマンゼロ THE MOVIE超決戦! ベリアル銀河帝国」におけるジャンボットの操縦者のナオは「ジャンボーグA」の初期設定になるのかも知れない。

HITOTAKEのブログ

ジャンボットを操縦する少年ナオ

「ジャンボーグA」の初期設定に戻る。