HITOTAKEのブログ

                主人公リッチー・ヴァレンスを演じるルー・ダイヤモンド・フィリップスの出世作                                                            
 


 1987年作品で私としてはロードショーにも日曜洋画劇場にも放送されていないと思う。1988年1月、日本に公開。とても感動する作品と言える。

 ロックスター、リッチー・ヴァレンスの短い生涯を描いた作品で青年リッチーは家族思いで特に母親には苦労かけて育ててくれた恩を返そうと自分の稼いだお金で家まで購入する。兄はそれぞれ父親は違うがそれでも仲が良く、最後に電話で話したのも兄である。ラストで兄がリッチーの名を叫んだのは見ている者に涙を誘った。

 私としては恋人とドラブして自分の将来の夢を語り結婚しようと約束する。これはラスト前のシーンで彼の笑顔や将来の夢を語っているところはこの後に起こる彼の悲劇を知る身としては胸がしめつけられる思いである。


 この作品で私は主人公が死ぬという映画作品を見たのは意外にも生まれてはじめてである。この作品の数ヵ月後にアニメ映画「火垂るの墓」で主人公の少年が死ぬ作品を見る事になる。そのためこの「ラ・バンバ」は私にとって強く思い入れのある作品である。