病気だなんて全く頭になかった頃

呑気に楽しんだ別府温泉♨️


迎えた初診当日、

ご飯が進まず、泣いたかと思えば寝落ち、

また起きたかと思えば泣いている私を

見かねて、彼が着いていくと言ってくれました。


しかし、

そこで悪い結果を告げらようもんなら、

多分取り乱してしまうし

そんな姿を見せられた彼は

どうしても責任を感じてしまうだろうし

今後まともに別れ話もできないだろうなと、

1人で行くと腹を括りました。


がん研有明のスタッフの方たちは、

もれなく優しく、またも優しさに触れる度に涙が

出そうでした。


そしてとうとう診察室に入り、先生と初対面。


自覚症状がないこと、

検診で突然癌だと言われたこと、


今まで考えたことなかったけど

実はいつか妊娠したいと思っていること。


気丈に話していたつもりだったのですが、

30も超えて情けないことに、ぽろぽろ涙が

止まりませんでした。


先生はずっと黙って話を聞いてくれた後に


「よく1人できたね。不安だったでしょ。

でも、もうこの診察から治療が始まってるから。

ちゃんと治そう。」


そう言ってくれて、本当に心強かったです。

この先生に担当してもらえて、

ありがたい限りだと今も常々思っています。


看護師さんもティッシュを箱で持ってきて、

お世話してくれました。

今思い返すと本当に恥ずかしいですが

大人だって、キャパオーバーの時は

涙が止まらないもんなんだにっこり