何もわからず1番キツかった3日間



クリニックから帰宅し、

とりあえず早く予約を取らなければ…と

今回、紹介状を書いていただいた

『がん研有明 病院』の初診予約に

電話をかけました。 


年配の男性が対応してくださり、

診断書を読み上げている時に


『SCC(扁平上皮癌)の疑い』


と口にしたことで、

ようやく自分は異形成を超えて癌になってしまっているんだという自覚が湧きました。


急に、こみ上げてくるものがあり、

若干言葉に詰まってしまい、

電話の向こう側から対応してくださった方が

『お気持ちは、大丈夫ですか。』と

とっても優しく声をかけてくれました。


癌専門の病院なので、毎日毎日沢山の予約の

電話を受けているはずなのに、

一患者にこんなに優しくしてくれるのかと、

涙がこぼれました。


予約は、最短で取れることにしたからね、と

3日後を言い渡されました。


後にも先にも、ここからの3日間が1番

精神的にきつかったです。