カナダとアメリカの都市を結ぶ多くの路線を運航しているホライゾン航空、そのカラフルなボンバルディアDHC-8-402Qダッシュ8です。

ホライゾン航空でパイロットになる夢を実現した二人の日本人女性がいます。

一人は1995年にパイロットになった岡村嘉子さん、その夢を実現するまでを自著「夢を翼に乗せて」副題として「初めて旅客機パイロットになった日本人女性」で著されています。

もう一人は2008年にパイロットになった青木美和さん。TV番組「グッと!地球便」で紹介されました。

二人ともアメリカに渡り、先ずわ英語を、苦労しながらもスク-ルに通い身に付けます。

航空学部のある大学に入学し、フライトスク-ルでパイロットに必要な免許を取得してていきますが、どこで学べるのか、どこが自分に合ったところなのか、探しながら手探りの状況が続きます。

免許を取ってもアメリカではキャリアを積んでいかなくては

ラインのパイロットとしては航空会社は採用してくれません。飛行教官をしながら、またはカーゴ輸送や遊覧飛行などの仕事をして飛行機を何時間飛ばしたかの時間付けをしていきます。

この間にはビザの期限などのタイムリミットもありましたが研修期間という形にしたり、これもなんとかクリア-していきます。

日本人であること、女性であることなどいろいろな難関が待ち構えていましたが二人供「やめない、あきらめない」という言葉を胸に掲げてその夢に辿り着きました。

現在、青木美和さんはパイロットを目指す若い人達のサポートをする活動やアジアの女性パイロットが集まる400名超のコミュニティ 「Asian Women in Aviation(AWA)」を運営しています

「空の世界において成長における平等な機会の実現を目指す。」を掲げて。