ある夏の暑い日に 君はいってしまった
もう二度と会うことの出来ない場所へ


君のことは 小さな頃から知っている
つぶらな瞳で見つめられたら
誰でも笑顔になったよ
ふざけて追いかけられたとき
ちょっと嫌で 怒ったけど
すぐに仲直りしたね

楽しい時間を一緒に過ごせた
たくさんの安らぎをくれた
きっと忘れないよ 君のこと
心に刻まれているんだ



少し離れていたって 決して忘れない
喜びはじけて 迎えてくれる
誰でも大好きだよ
こういう日がいつか来ること
君とはじめて会ったときから
知っていたはずなのに…

楽しい時間を一緒に過ごせた
たくさんの安らぎをくれた
きっと忘れないよ 君のこと
心に刻まれているんだ


ある夏の暑い日に 君はいってしまった
もう二度と会うことのできない場所へ



君は旅立つことを ためらうように
苦しみの中 さまよい続けた
私は見守るだけだった
「もういいんだよ」と声かけた
変えられない運命(さだめ)だけど
寂しさも 涙も止まらない

楽しい時間を一緒に過ごせた
たくさんの安らぎをくれた

ずっと忘れないよ 君のこと
心に刻まれているんだ

2010.8.17

飼っていた犬のお話
長生きで、市から表彰された「わんこ🐶」でした