大昔の話。中学生のころまで本を読むのが大好きでした。少年ジャンプや少年マガジンなどの週刊漫画は 5誌とも毎週全部買っていた。
また星新一さんと江戸川乱歩さんも全部持っていた他に、たくさんの図鑑や宇宙関係の本も買ってもらっていました。そして日本文学は多すぎるし学校の図書館にあったので、買わずに毎週一冊ずつ借りて読んでいました。
日本文学の中では印象に強く残るものがいくつかあり、内容もそうですが、背景や地名、人物に惹かれることも多くあった。
その一つが昨日、11月8日に訪れた中山道の宿場町である「馬籠(まごめ)」と「妻籠(つまご)」です。五街道が江戸と地方を繋ぐ重要な幹線道の役割を担っていた江戸時代が終わってもここの名前が知られているのは、宿場町が当時のままのような状態で保存されているからだけではなく、馬籠宿出身で明治時代の代表的な作家である島崎藤村さんの小説「木曽路はすべて山の中である」の書き出しで始まる「夜明け前」の舞台となっていたからです。
これまでも旧会津西街道の大内宿などいくつかの宿場町には旅行なんかで行ったことがありますが、ここのように宿場町どうしを繋ぐ現存する歩きやすい旧道があり、峠を越えるなどバラエティに富む程よい距離のハイキングコースはあまりありません。
だからどうしても訪れて歩いてみたかった。
今回もクラブツーリズムさんのバスツアーですが、いつもと違うのは豊洲にある本社旅行センターさんの企画でないため出発地が都内じゃないこと。初めて参加する名古屋センターさんのプランです。
都内からだと日帰りでは行くのが厳しい岐阜県の山歩きやハイキングですが、名古屋駅からだとバスで 2時間ぐらいで着いてしまう。
しかも今回のバスは名古屋駅前を 9時出発なので、新幹線を使えば東京や大阪からも行くことが可能。
心配性の僕は早めの 7時18分に名古屋駅に到着し、構内できしめんを食べてから「太閤通口」から地下のエスカに行くと、エスカレーターを降りた先の左側にツアーバス受付けの看板がありました。ちょっと時間を潰してから 8時30分に受け付けを済ませて、予定通りに全員でバスに乗り込む。
途中、事故渋滞で遅れて 11時50分に到着した山の中の馬籠宿は、まるで京都のようにインバウンドのお客さんたちであふれていました。





