「よそ行き」なんて言葉があるくらいで
旅行にいく時はとびっきりのおしゃれを
なんて方もいるでしょう。

けれど、僕の場合は
国内海外関わらず、
特におしゃれじゃないものを着るし
持っていくようにしています。

いや、おしゃれじゃない、どころか
捨てる寸前のものを持って行きます。

暑い国や、夏場の長期旅行は特にそう。

旅先で汗だくになったら
東京に持ち帰らずに捨てます。

Tシャツや下着って
「あと一回着たら捨てようかな」
って思いながら、そのチャンスを逃す衣服って
多くないですか?

どんどん煤けたシャツ
古ぼけたパンツ
伸びたシャツが増えていく。

これを持っていく。

旅先で汗で重く重くなった洗濯物を
持って帰るのって超重い。

自転車旅行などで
疲れ果てた帰り道
肩に食い込むリュックの紐
中に入っているのが旅先で買った
名産品ならまだしも
びちょびちょの洗濯物なんて気が滅入る。

旅先こそが思い切って捨てるチャンス。
ゴミ箱に捨てて行く。

もし僕が、憧れの標準体型だったら、
シャツなんて持って行きもしないかも。

アジアの胡散臭い屋台で売ってる
びっくりするほど安い、着たそばから駄目ンなりそうなシャツや
出先の量販店で売ってる三枚1000円のシャツで十分。

ま、が故に、旅行先でとった写真は
ものすげーみすぼらしいことになってますけどね。

だって数時間後にごみになる服着てるんだもの。

ちなみに昨日、高温多湿のマカオの
とある街のゴミ箱に
巨大なシャツと短パン一式捨てました。