飛行機に乗るときにたまにある
到着地悪天候のため、他の空港に降りる可能性があります。
最悪の場合出発地に引き返すことがあります。
というアナウンス。

ま、航空会社も好きでそうしているわけではないし
第一、無理されても困る。
たまに欠航になりそうなのをものすごい剣幕でまくし立てて
「何とか飛びやがれ」って詰め寄ってるビジネスマンを見るけど
あのパターンはだめだわ。
パイロットの判断にお任せするしかない。

あれを言われたときの(あれが表示されたときの)
「で、私にどうしろと?」感
「そういわれましても」感
と来たら。

今更陸路に切り替える術もないし
お任せするしかないじゃない
あちらから言えば
「こっちは乗る前に言いましたからね!
 それでも乗るって決めたのはあなたですからね!」
ってことなんでしょうね。

現に何度かほかの空港に降りるパターンは経験したことがある。
和歌山の南紀白浜空港が濃霧で
関西国際空港に降りたり。
石川県の空港が雷で着陸できず
福井の空港に降りたり。
宮崎空港が暴風雨でダメで
福岡空港に降りたり。

福岡空港から宮崎なんて、陸路(電車乗り継ぎ)で
5時間以上かかるっていうんで
目的が一人旅だったこともあって
普通に福岡を旅して、結果それなりに楽しかった記憶が。
結果良かったじゃん。

良かったじゃんパターンでは、
落語家時代、函館に行きたいのに満席で
札幌新千歳空港の便しか取れなくて
乗ったら、函館に降りたことがある。
あの時ばかりは「頑張らなくていいよ」って思った。