こっちは古典落語をかじって
すぐにドロップアウト、

勘九郎さんは、歌舞伎界の名門中の名門
血筋も実力も間違い無し
押しも押されもせぬ大スター

まして僕の歌舞伎知識はにわかもにわか

にもかかわらず、腰の低い対応。
ありがたや!中村屋!

女殺油地獄。
明治座、四月花形歌舞伎、昼席の第三部。

亨保六年(1721年)に起こった
実際の殺人事件を元に作られたドキュメンタリー。

見せ場の「油地獄」の凄惨さと滑稽さ。
油でスッテンコロリ、思わず笑う、笑ったことに自己嫌悪に落ちる、
殺意が舞台上に溢れかえる、恐怖に慄く、スッテンコロリ、笑うのを我慢
おかみさんの帯がはだける、ドキッとする、、、
こんなに感情が揺さぶられるとは、、、

主役は尾上菊之助、そして美しい中村七之助
勘九郎さんはある意味脇役だが、これが重要。
重要に見えなく演じているのがスゴイ。

あ、にわかがすみませんw

逆に初心者でもここまでしびれる四月花形歌舞伎
番組でも触れたとおり、僕はイヤホンガイド(700円)をお借りしましたが
これが絶妙。初心者は700円惜しむべからず。

そして、一歩進むためにイヤホン無しでもう一回見に行くつもり。
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一番遠くにいるのに顔が一番でかい。