【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】
ってご存知ですか?
ずっと行きたかったけど
行けなかった場所。
暗闇って実はとっても苦手で…
一歩入るとそこは、
完全に遮光を断絶した暗闇。
真っ暗闇の空間の中で遊ぶ
ソーシャル・エンターテインメント。
東京の外苑前にあります。
くり広がる90分、
ずっと闇の世界で視覚はゼロ。
頼れるのは白杖。
案内役をしてくれる
視覚障害のあるスタッフと
一緒にまわる8人。
心臓が口からでちゃいそうなくらい
ドキドキのスタート。
暗幕を一枚越えたら暗闇の世界。
何も見えない、黒の世界。
どんなに時間が経っても目を凝らしても
何も見えない。
中ではさまざまな世界が
広がっているのですが、
自分の自己概念、思い込みを
いとも簡単に壊してくれた。
まあ それも びっくりするほど
簡単にね。
公園で遊んだり、靴を脱いでお家に
おじゃましだり、カフェに寄ったり。
え~まさか 無理でしょ~の連続。
(あんまり書くと行く人の楽しみを
奪っちゃいそうだから控えめにしますね)
聴覚、触覚、臭覚、味覚の
四感だけの世界です。
視覚を手放さざる終えなくなった時
他の感覚が解放されていく…
どんどん素の自分になっていく。
その心地よさに驚きと幸せを感じました。
私たちは、とかく見えないことを
かわいそうとか弱者のように
思ってしまったりしますが
それも勝手な思い込みだったのですね。
見えないからこそ
とてつもない豊かな世界も
広がっていました。
見えるからこそ、一番大切なものが
見えなくなってしまっている…
といってもいいかもしれないと
感じることができた90分でした。
そして私たちはみんな一緒なんですよね。
地球に生まれた同じ人間。
目が見えるとか、見えないとか、
何がよくて何が悪いはないのですよね。
これは、見える見えないだけでなく
さまざまなことも同じ。
人を責めたり、自分を責めたり。
受け容れられなかったり。
私たちはそれぞれ全員が
違う価値観を持ちながら
生きている。
受け容れる器が人間の器。
でもある意味、
人生という見えない道を
手探りで歩いているといっても
いいかもしれませんね。
だからこそ、ひとつひとつ、
目の前に起こることに向きあい
楽しむこと。
豊かな感性で生きたいと感じさせてくれた
すばらしい体験でした。
是非 大切な方といらしてみてください。
