若いと
なかなか受け入れ先の病院が
限られてくるらしいが
大学病院のソーシャルワーカーの方が
なんとか
自宅近くの病院で
受け入れてくれるところを見つけてくれた。

ここでまた…
一泊11,000円のお部屋しか空いてないと…
しょうがない…

ここでは
手足を縛らないでやってきましょう
と言ってくれた。
管を抜いたら
また入れればいいからと。
ありがたかった。

結果
転院してすぐ抜いてしまったけど
その一回だけで
今日現在まで
それから抜いていない。

お風呂(シャワー)も
週3回も入れてくれるらしい。
大学病院では
3ヶ月いて一回だけだった。
だからその頃は
私は毎日
顔、手足を拭いてあげていた。

そして転院して次の日から
『車椅子に座ってみましょう』

これには少し驚いた。
急に早速、車椅子?! 
この3ヶ月
座ったこともないのに?!

リハビリ病院は
最長で180日しか入院できないらしく
すぐリハビリがはじまった。

ここから
良くも悪くも色々あった。

今まで想像もしてなかった
症状や変化。
転院からの数ヶ月で
次から次へと
新しい不安がやってきた。

私はリハビリをはじめられる事で
少し前向きになり
この頃は
泣く時間も以前より少なくなってきていた。
でも結局
涙する日々が待っていた。