体の温めには『発酵茶』
(=´∀`)人(´∀`=)

ノンカフェイン
無農薬なら
尚◎



発酵茶の種類

発酵茶と一口に言っても、
発酵茶には半発酵茶と発酵茶があります。
さらに、
発酵茶は全発酵茶と後発酵茶に
分けることができます。

半発酵茶

半発酵茶は摘んだ茶葉を干し、ある程度発酵させたところで加熱して発酵を止めたものです。緑茶と比べて苦みや渋みがなく、少し茶色く色づき始めた頃に発酵を止めているので、黄褐色をしているのが特徴です。

ウーロン茶

半発酵茶に代表されるお茶には、
ウーロン茶があります。
ウーロン茶には、
特有の成分であるウーロン茶ポリフェノールと
いうものが含まれています。
このウーロン茶ポリフェノールの作用で、
ウーロン茶には血圧を下げる効果や、
血中のコレステロールの上昇を抑える効果が
あると言われています。
血圧の上昇を抑えたり、
コレステロールの上昇を抑えることで、
中性脂肪を減らし、
ダイエットにも繋がるのです。

後発酵茶


途中までの製法は不発酵茶である緑茶と同じで
摘み取った茶葉をすぐに加熱して
酵素の働きを止めます。
酵素が不活性化して発酵(酸化)することは
ないものの、
ここからが後発酵茶の珍しいところ。
麹菌や乳酸菌などの微生物を利用して、
まさに「発酵」させるのです。

お茶の世界では、
「酸化」させて熟成したもののことを発酵茶と
呼んでいるのですが、
後発酵茶に限っては、微生物の働きによって
物質が変化する本来の「発酵」を
おこなっているお茶となるのです。

プーアル茶

後発酵茶として代表的なお茶は、
プーアル茶です。
プーアル茶は、麹菌を利用して発酵させて
作られています。
プーアル茶のなかには、
生茶と呼ばれる麹菌を使わずに熟成させた
プーアル茶もありますが、
その多くは中国のお茶です。
日本でプーアル茶と言えば、
麹菌で発酵させたプーアル茶がほとんどと
なっています。
プーアル茶には重合カテキンやタンニンが
豊富に含まれているのが特徴で、
脂肪燃焼効果や血糖値の上昇を抑える効果、
さらには殺菌効果もあります。

また、ビタミンも豊富なので、
アンチエイジング効果が期待できます。

碁石茶

後発酵茶と呼ばれるものは、
プーアル茶だけではありません。
なんと、日本茶である碁石茶や阿波番茶も
後発酵茶になるのです。

碁石茶とは、
高知県の大豊町で生産されている
後発酵茶のこと。
摘んだ茶葉を蒸した後、
カビ付けをおこない乳酸発酵をさせているため
乳酸菌を多く含んでいるのが特徴です。

そのため、碁石茶には整腸作用が期待できます。
また、血圧の上昇を抑える作用や、
コレステロール値の低減にも効果があり、
動脈硬化の抑制や高脂血症などの抑制にも
繋がります。


阿波番茶(阿波晩茶)

日本茶のもう一つの後発酵茶である阿波番茶は
徳島県の一部の地域で作られている特産品です。
碁石茶と同じように乳酸発酵しており、
独特の香りがあるのが特徴です。
よく、漬物のような香りと表現されています。
乳酸菌の影響で、
不発酵茶と比べてカテキンやカフェインの
量が少ないのも特徴です。

そのため、
就寝前に飲んでも睡眠に影響が出にくく、
さらに身体を冷やす心配もないため、
リラックス効果が期待できます


ウーロン茶


プーアール茶




碁石茶

阿波番茶