数ヶ月前よりハッピエル(プロフィール写真の子)は、夜遅い時間に
玄関のまわりを散歩するのが、すっかり日課となりました。


真夏と秋は1時間ほど、最近は寒くなってきたので40分くらいで
しょうか。
その間玄関脇の寄せ植えをいじってた私ですが、最近は気温の関係で
寄せ植えを別の場所へ移動したので手持ち無沙汰。代わりに雑用を
済ませにちょいちょい家の中に入るようになりました。


家に入ってちょっとするとハッピが大きな声で鳴いてるのが聞こえ
私は外へ飛び出します。

「ご近所迷惑だから、鳴かないで!」

ハッピを撫でて、再び家の中へ。

と、また鳴く。

最近はいつもこの繰り返しです。




他のことでイライラしてるのもあって、昨日ついにバクハツしました。


ハッピを抱き上げ、先日キンちゃんに言い聞かしたようにこちらを向かせ
目を見ながら「鳴いたらダメ!うるさいでしょ!」と言いました。


ハッピは澄んだ目でスっと私を見つめながら「ニャン」と一声鳴きました。


「だから、それがダメなの!!」


「ニャン」と甘え声で冷静に繰り返すハッピ。





ん?何か違うぞ。
そう思うと同時に、するすると謎が解けました。


・・言ってることはわかる、でもそうじゃないの・・と
ハッピの声が私の心に直球で伝わって来ます。

・・一緒にいてほしくて鳴くの・・



あ~そうだったのか!!
そういえば私が一緒にいる時は鳴かない、いない時だけ鳴く。


一緒に散歩してほしくて、鳴いたのでした。
繊細なハッピは家の中ではいつも控えめ、遠慮がち。
外に出た時くらい大好きな私を独り占めしたいのでしょう。


猫が鳴いたと言って腹を立てた私でしたが、実はその私こそが
ハッピを鳴かせた張本人でした。


猫に一本とられました。
ごめんなさい(平謝り)