動物の移動用キャリーケース。
普段は必要ないけれど、病気で病院へ行くなど
いざという時のために1個は持っておきたいものです。
キャリーケースは2千円台から1万以上のものまで
いろいろですが、一度買えばほぼ一生ものなので
使用目的に沿った使いやすい、そしてなんといっても
中に入る動物にとって快適なものを選びたいですね。
そこで今日は、キャリーケース選びのポイントを
挙げてみたいと思います。
1. 充分な大きさ。横になれる長さがあるもの。
移動が長い時や体調の悪い時には、これが大事な
ポイントになります。
おとなになっても使える充分なサイズを選びましょう。
2. 中で座れるだけの高さがある。これは案外盲点なのですが
うちでは主に病院通いのために使用するので、私はこの点を
特に重視しています。胸の疾患などは横になったり伏せたり
するのがしんどいのです。それから、外に出ると猫は特に
ナーバスになるので座った姿勢を好みます。精神的に安心
するのです。
3. 掃除しやすいもの。洗えると尚良いです。
使う時はペットシーツを敷くと簡単に交換できて清潔に使えます。
4. 通気性のよいもの。夏の暑さ対策に。
匂いも抜けやすい(中で用足しすることもあるので)。
神経質や動物や、猫などはキャリーバッグの透明部分が多いと
外が見え過ぎて落ち着かないことがあるので、その場合は布などを
かけて視界を遮ることも必要です。
◆使う頻度が高い場合◆
丈夫なものを。
ソフトバッグ、それからプラスティック性は留め金部分やハンドルが
折れたりして案外持ちがよくないかもしれません。
クレートタイプは飛行機にも乗せることができます。(不可のものも
あるので、付属の説明書をよくお読みください)
◆移動手段によって選ぶ◆
車に乗せるのであれば、クレートタイプでもOKですが、徒歩の場合は
軽いものや背負えるものを選ぶのがベター。
その他、災害など非常時のことも考えると、長く快適に過ごせるもの、
すなわち中で横になれ、座れるもの、通気性のよいものがよいでしょう。
◆キャリーバッグを使う際の注意点◆
雨よけのためにキャリーケースをビニール袋の中に入れているのを
時々見ますが、窒息事故も実際にあるので、酸素の確保は必ずしましょう。
以上、参考になれば幸いです。