cobaco 私は躁鬱病、奮闘中。自閉症の息子7才と、その妹4才、そして優しい旦那さん。

cobaco 私は躁鬱病、奮闘中。自閉症の息子7才と、その妹4才、そして優しい旦那さん。

2011年末に、息子に発達障害があることがわかり、悩みながらも家族で成長中!!

少しでも理解を広げて行きたいと思うようになり、ブログを大幅リニューアルしました( ´ ▽ ` )ノ

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用心深いチビ太。

近頃ようやく妹と2人で、私(保護者)なしでも公園に遊びに行けるようになりました。
心配ながらも成長した様子に嬉しく思っていましたが、先日泣きながら帰ってきました。

話を聞くと、チビ太が小石を羊に見立てて並べて遊んでいたところ、上級生の男の子にからかかわれた…とのこと。

とても些細なことですが、その後チビ太は公園に行くことに尻込みするようになりました。

チビ太は小学校の特別支援学級と通常学級とを通級しています。
今は一年生なので、周りの子達もそれがどうゆうものなのか理解していないだろうし、差別やイジメのような事はありません。
でも成長とともに、そのような問題にぶつかってしまうことは避けられないだろうと覚悟をしています。

小石を羊に見立てて遊ぶ。
それは素敵な感性だと私は思います。
その想像力を伸ばしてあげたい。潰したくない。
何処にどんな可能性があるのかわからないから、些細なことでも大切にしてあげたい。

からかった子どもも悪とは思いません。
子どもってそんなもんだし、大人になっても価値観の違いでぶつかってしまうことは多々ありますよね。

それを今のチビ太に理解出来るように話すのは無理なわけで…
「気にしなくていいよ。チビ太は何も悪くないんだから」と言うことしか出来ませんでした。


これからそんな場面にぶつかることが増えてくると思います。
自分が人と少し違うことに気がつく時も来るでしょう。
その時に、毅然と乗り越えられる『力』をどう養っていけばいいのか…

当面の課題だな。
と、痛感するキッカケとなりました。

今日は、とても感動する事があったので、久々にチビタの事を書きます。


チビタは本が大好きです。主に図鑑。
動物、昆虫、海の生き物、恐竜など、とにかく図鑑が大好きで、記憶力の良いチビタの頭には知識が詰まってきています。

そんな中、今日は「チビタね、いっぱい本読みたいから、自分のお部屋が欲しい」と言い出しました。
いずれ部屋は作ってあげようと考えてはいましたが、う~ん…小1で子部屋は早すぎるのでは…?と答えあぐねていました。

その後のお風呂で、今度は「チビタ、小学校の先生になりたい。SSC(特別支援学級)の先生!」と言い出したのです。



先生!先生か!しかも、SSCの先生‼︎


胸がじ~~~ん…となりました。
涙が出そうになりました。

こんな言葉が出てくるのは、学校が楽しいから、先生が素敵だからですよね???
幼稚園の時、登園拒否をして、大変な思いをしたチビタが……
胸が詰まります。

凄い成長。
なんて素敵な発想。


毎日キラキラした表情を見せてくれている気がしていたのですが、私の思い込みじゃなかったんですね。


チビタの発達障害はかなり軽度な方だと思うのですが、やはり凸凹ちゃんなワケで、どんな風に成長して、どの程度社会に関われる大人になるのかはまったく予想がつかず、不安な部分もかなりあります。

でも、こんな早い段階で夢をもてるなんて…
それだけでも本当に嬉しい。
感激。感動です。

本当になれるかは全然予想がつかないし、6才の子が言うことなので、期待してはいけないと思いつつも。
あぁ…感動…( ;  ; )

図鑑ばっかり見てて、何を目指してんだオマエ…と突っ込みたいところでしたが。
何になるにしても、無駄な事ないですよね。

ちなみに担任の先生は、「文章のある、物語を読ませて下さい」とおっしゃっていましたが、好きな物を削ってまで読ませるのもな…とスルーさせていただいてます^^;
たまには読んでますよ。


そんなワケで。
「チビタのお部屋、本でいっぱいにしたい!」とキラキラした表情を見せてくれるチビタの願いを叶えるべく、家の大掃除を計画中です。。。

気持ちが前向きになってきた今、今後の生き方について考えています。
仕事について、という意味なのですが。

チビ太が順調にスクスク育っている事や、自分自信が前向きになってきた事は、やはり、助けてくれた方々がいたからなわけで…。
特にチビ太に関しては、児童デイサービスの職員の方々、福祉センターの方、先生方の手厚いサポートのおかげで、今のチビ太があるわけです。
本当に、心から感謝しています。感謝だけでは足りないくらい。

それで考え始めたのが、この想いを次に繋げたい。同じように悩んでいる方や、生きにくいと感じている方を助ける側になりたい。ということです。
私がたくさん助けてもらって幸せになれたから、私も人の役に立ちたい。

それで行き着いたのが、「社会福祉士」でした。
でも、色々調べたところ、簡単じゃないんですね(T_T)
そうですよね、凄く専門的な知識が必要だし、強い信念のようなものが必要な職業だと思います。

今から学校に通えるような生活環境ではないし、もちろん金銭的に無理すぎるお話であります…。
あ、ちなみに今は、しがないパートです(;_;)

でも、何か、したいのです。
自分の病気を克服したら、絶対何かしたい!!

…じっくり、考えていきたいと思います。