映画「貴公子」を鑑賞しました。
このような話では、ありません!!!
韓国なので、無関係です。
ただ、パリのインターナショナルスクール高校同級生には、
韓国人もいたというだけ…
参考元 ネタバレと同じ
あらすじ
画像A
参考元
この男性は、貴公子ことチング
時々咳をしたりして、余命いくばくもない?と。
場所は、フィリピン
ボクシングしているマルコ(カン・テジュ)は、賭けられた試合に勝ち、
お金をもらいます。
BIG BOX 倉庫のドア
「パワーをつけろ。そうすれば、大金をかける」と
言われ自宅に戻ると粗末な部屋のベットで病気で
床に伏している母の姿が。
コピノ(韓国人とフィリピン人の間にできた子供をさす造語)である
マルコは、地下格闘でお金を稼ぎながら父親の行方を探す日々。
参考元 画像Aと同じ
父親を探す理由は、病気の母親の治療費を払ってもらうため。
缶詰の中身を食べるという質素な生活。
コリアンフィリピン児童養護施設へ来て
タイ人とボクシングして傷だらけのマルコ
「母さんは、どうだ?おやじの件か?」施設長
「知らせは?」マルコ
「ないよ」
マルコは、施設のために、稼いだお金を寄付します。
そこからの帰りに寄ったニュー・カウボーイというバーで、
ビールを飲むマルコは、知り合いに誘われ
宝飾店強盗に協力することを決意します。
指示通りに店に侵入しようとするマルコの背後に
フィリピン人の集団が現れ襲われます。
実は、マルコは知り合いに騙されたのです。
必死に逃げるマルコでしたが、突如飛び出した車に
轢かれてしまいます。
車を運転していたのは韓国人の女性は、
慌てて病院へマルコを連れて行きます。
言われるまま病院で検査を受け、家に帰ったマルコの元に、
コピノの支援の家からマルコの父が見つかったと連絡が入ります。
父は病気で来られないと言って来た代理人カンは、
「至急韓国に向かう」と言われ、今すぐに支度をするようにと。
半信半疑で何も分からないまま同行するマルコでしたが、
ビジネスクラスの飛行機に初めて乗って
パネルなどがあり、ドギマギ。
すると、見知らぬ男性(キム・ソンホ)に声をかけられます。
画像
参考元 ネタバレと同じ
「誰だお前は?」と尋ねるマルコに、男性は不適な笑みを
浮かべて「韓国初めてだろう?なるべく英語で話せ。
英語を話す人に弱い韓国人、英語100% 2世、3世のように
アメリカ英語が一番いい。イギリス英語は韓国人は
聞き慣れない、コピノじゃ駄目だ。
俺はチング(友達)だ、君の人生の最後の」と言います。
「友達になった覚えはない」と困惑するマルコに、
「変じゃないか?ビザ、パスポートまで。変だろ?
なぜ君が韓国に行くのか、理由を教えてやろう」とチングは言い、
マルコの耳元に顔を近づけ「死にに行くのだよ」と言います。
マルコは驚いて変なことを言う人だと思いますが、
訳もわからず韓国に連れてこられたことに対する不安も
募っていきます。
その頃、草原の中、目隠しされた男性2人。
ハン理事(キム・ガンウ)「自分のしたこと分かるか?
女遊びしてた。地位も名誉もある人が。
金の寄生虫か。8万坪の土地に杉を植えた。
ヒノキも植えた。半径10キロ。誰もいない。
行方不明者どこにいると思う?ここにいるよ。」
と言って、目隠ししていた2人男性の
目隠しを取ります。
「家族には、写真を送った。インターネットに
ばらまいた。家族は、行方不明者届け出さない。」
とハン理事。
「杉林まで逃げたら、助けてやるよ。」と
ハン理事。
でも、もちろん、杉林に到達する前に
2人は、ショットガンで殺害されます。
韓国に到着すると、父の代理人だというカン弁護士らと
マルコは車に乗り、郊外の森の中を
走っていると、後ろから一台の車がやってきて隣に並びます。
そしてその車に乗っていたのは飛行機であったチング。
驚くマルコにチングはしっかりシートベルトをするように合図し、
窓からマルコの乗る車の運転手を銃撃します。
操縦不能になった車はそのまま森に突っ込んで行きます。
衝撃で気を失っていたマルコは車から抜け出すと、他の人々が
銃で撃たれているのを目にし自分も殺されると思い逃げ出します。
参考元 画像Aと同じ
そんなマルコを車で追いかけるチング。
執拗に追いかけられる理由も
分からず困惑したままマルコは逃げ続けます。
参考元 画像Aと同じ
チングを引き離し街中にやって来たマルコは、父の代理人の名刺に
あった番号に電話をかけます。
電話は女性につながり、マルコは殺されそうだと助けを求めます。
参考元 画像Aと同じ
そんなマルコの元にまたしてもチングがやってきます。
「俺はプロだから獲物を逃したことがないんだ」と不敵に
笑いながらマルコを追いかけるチング。
今にも捕まりそうになったマルコは、隙を見てチングにパンチを
入れ逃げ出します。
そんなところに車に乗った女性が現れ、マルコを乗せます。
参考元 画像Aに同じ
どこに向かうのが何が起きているのか分からないマルコの背後に、
更に5台の車が追いかけてきます。
女性は「面白くなってきたわね」と
慣れた運転捌きで追っ手をまいていきます。
追っ手がいなくなり森の中に車を停めた女性は、混乱している
マルコに事情を説明します。
マルコの父親はホギョン財閥の社長で病院も経営し
大金持ちだと話します。
しかし、心臓を悪くし病に伏していると。
意識の朦朧とした父親に後妻が遺言を書かせ、高校生の娘に
全ての財産がいくようにしたというのです。
そこで窮地になったのが前妻との子供である長男の
ハンです。
遺言を書き直させるためには、心臓の手術が必要で、
マルコが呼ばれたのはそのためだったというのです。
父親と長男が必要としたのはマルコの心臓。
自分が韓国に呼ばれた理由を知ったマルコは愕然とします。
そんなマルコに追い打ちをかけるように、マルコを追いかけていたのは
長男と手下たちで、自分は長男ではなく後妻側だと言います。
後妻側としては、手術をさせるわけにはいかないのです。
「どうせ死ぬことになる、それが早くなるだけ」と言い、
女性はマルコに銃を突きつけます。
マルコが必死に抵抗して女性と取っ組み合いになっていると、
そこにチングがやって来ます。
参考元 画像Aと同じ
女性と撃ち合いになり、マルコは隙を見て逃げ出します。
女性を殺したチングは、女性に蜂の巣にされた車を見て
「新車なのに……」と肩を落とします。
逃げ出したマルコは、今度は長男に捕まってしまいます。
抵抗するも大勢の手下にとらえられ麻酔をかけられ手術台に
乗せられます。
いよいよ手術……というときになってマルコは目を覚まします。
麻酔が効いていなかったと驚く医師たちでしたが、医師のなかに
紛れていたのは何とチングだったのです。
参考元 画像Aと同じ
家に忍び込んだチングは、銃を突きつけマルコを盾にしながら、
長男に一千万ドルを要求。
「貧乏人がお金をむしり取りやがって」と値下げを要求する
長男でしたが、チングは頑として値下げに応じません。
そこに後妻の娘がやってきてマルコに銃を向けますが、銃は外れ、
手下らとチングは撃ち合いになります。
参考元 画像Aに同じ
マルコや手術台にいる父親に銃が当たってはいけないと慌てて
制止する長男ですが、すでに遅く、流れ弾が父親に当たってしまいます。
チングにも足に弾が掠り出血しています。
信じられないとチングは痛がります。
マルコは、父に向かって「息子の心臓を取ってまで
生きたいなんて、どういう親なんだ。会わない方が良かった。」と。
すぐにでも手術をしなければ手遅れになってしまうと焦った長男は、
チングに一千万ドル振り込みます。
振り込みを確認したチングはマルコを引き渡し、帰ろうとしますが、
勿論長男が許すわけがありません。
参考元 画像Aと同じ
お金は戻ってこなくてもいいが、貧乏人に金をむしり取られたことを
知られるわけにはいかないとチングを殺すと。
マルコも自分の心臓が奪われてしまうと気が気ではありません。
チングはマルコにウインクをして「僕はプロだ、君が死ぬのは今日ではない」と
言い、大勢の手下を次々と殺していきます。
参考元 ネタバレと同じ
銃に撃たれ負傷した長男は身を隠し、逃げ出そうとしますがチングに
見つかり殺されます。
全て片付いたチングは、思い出したかのように足を痛がり始め
マルコに肩を貸せと言います。
屋敷から出ようとするマルコに、再び妹ガヨンが銃を持って現れます。
「もう終わった。財産はお前のものだ」と言うチングに妹ガヨンは、
「この貧乏人の雑種が何を言いふらすか分からないから殺しておかないと。犬以下だと」と
言います。
マルコは、妹に平手打ちをし、「こんな汚い金、こっちから願い下げだ。
この一家は最悪だ。」と言い放ちます。
そんなマルコにチングは、君とは関係ない人だと言い、
マルコに真実を告げます。
参考元 画像Aと同じ
全てはチングが仕組んだことだったのです。
長男がコピノを探しているという情報を聞き、コピノの支援の家に
丈夫で賢い子を見繕ってくれと頼み、息子であるかのように
偽装しただけで、マルコに一族の血は一切流れていないと告白。
「違う血筋で良かっただろ?」とチング。
真実を知り怒るマルコに、チングは「自分もコピノだから
気持ちはわかる」、そして自分が病気であることも告げます。
長男に振り込ませたお金は、コピノの支援の家のために使う予定だったのです。
更にマルコにもお金を渡し、マルコは母親の手術を
受けさせることができるのです。
帰国したマルコの目の前にチングが再び現れ別れを告げます。
しかし、後日チングが医者を変えて診察を受けると喫煙によって
咳き込んでいただけで健康そのもの、病気ではないと言われるのです。
医師免許のない人間に診てもらうのをやめた方がいいと言われ、
自分はヤブ医者に騙されていたことに気づくのです。
参考元
製作総指揮キム・ウテク
音楽 モグ
バカンスを楽しみながら新たな作品のインスピレーションを
ある日、彼の小説の大ファンだという女性ガビに
彼女とその夫に誘われ一緒に食事をすることに。
意気投合した彼らは、観光客は行かないようにと
それが悪夢の始まりになるとは知らずに……
ブランドン・クローネンバーグ
参考元
松本陽子(まつ)は、パリ日本人学校の同級生ですが、卒業後、私たちとは別の学校に
通っていたのです。
松が住んでいたのは、ブーローニュの森の近郊。
父はユネスコ勤務。
服部姉妹、足立典子(のりちゃん)さんは、この日、松とは初対面だったのです。