まだ去年の分の記事を全部書き切っていないが、
書いていて思ったのは、記憶が新鮮なうちに文字にすることが大切ってこと。ていうか、私もそのほうがスラスラ書けるし、書いていてすっきりする。
というわけで、記憶が100%あるかわからない去年の記事は後回しにして、直近のものから書いていくことにする。
今回も多少長くなる気がするので、例によって2編に分けさせていただきます。
2/15
昨日の朝、遥か岡山県よりサンライズで自宅に戻ったばかりだが、休む暇なく今朝は始発で東京駅へ。
今回は、平日限定、1万円でJR東の新幹線、特急が一日乗り放題になるという何とも気が狂った切符を使って東北を一周する。JR東日本様、素晴らしいきっぷをありがとう。
最初の目的地は花巻温泉郷、普通なら新花巻で新幹線を降りるのだが、一緒に行く友達は二人とも後続のはやぶさで盛岡まで出て、折り返すらしい。
30分の長い睡眠に引き換え、そんな面倒なことはしたくないので私はシンプルに東北新幹線の始発、やまびこ51号で新花巻に向かう。
たびキュンパス使う人で自由席がとんでもないことになっているんじゃないかと思い、できれば指定券を取りたい。
(たびキュンパスは今回使うあたおか切符のことです。)
東京駅10分の乗り換え時間で、駅弁屋祭で朝食を買い。指定券を発行するために列に並んだが、流石に諦めて自由席へ急ぐ。結果、そこそこ余裕で窓側に座ることができた。
大変理想的な朝ごはん。
意外と空いており、こんなもんかーと思っていたが、
大宮でこの有り様となった。
キュンパス効果なのか、それともいつも混んでいるのか。
優雅に新幹線から見る日の出
仙台あたりで立ち客はいなくなっていた。
過去のブログを書いていると、あっという間に新花巻に到着。
ここでの乗り換え時間は10分ほどだった、トイレを済ませ、駅の中を少し散策。
そして、お土産物屋に入ろうとしたときにふと時計を見てみると、なんと既に乗り換え列車の発車時間を指していた。次の列車は2時間後、頭が真っ白になりながらも、これを逃せば今後の計画が全て狂ってしまう。それだけは防ぎたいと願いながら、全力で釜石線ホームへ走った。
奇跡的に、定刻より2分ほど遅れていたため何とか乗ることができた。危なすぎる。この遅延には感謝です。
快速はまゆり、自由席ながらリクライニングシート。
花巻で友達二人と合流し、タクシーにて大沢温泉へ。
運転手さん曰く、今年の暑さは異常らしい。確かに、路上には雪が全くと言ってよいほど見られなかった。
そしてやってきました、大沢温泉湯治屋。自炊部とも呼ばれているらしい。
以前近くの鉛温泉に行ったので、今回は同じくかなり歴史ある建物で知られるこちらへ。
廊下を歩いているだけで楽しい。
肝心の露天風呂だが、なんとびっくり清掃中で入れなかった。
話を聞くとどうやら何か業務的なミス?トラブル?があったらしい。嘘だろーーー
運が悪いとしか言えない。露天以外の二つのお風呂に入った、
なんだか不完全燃焼。露天風呂が使える時に、宿泊も兼ねて再訪したい。
花巻駅までの帰りは路線バス、650円。
昼ご飯は、北上に行くか迷った末、友達が見つけたカフェみたいなところに行くことにした。
ちなみに、3人中1人は北上へ先に向かったが、今回の3人グループの良いところはこれができるところ。過度に別行動するのは違うが、1時間とか2時間、誰かの意見に全員が従うわけではなく、それぞれが自由に動く。普通の人が聞くとびっくりするかもしれないが、別にケンカしているわけではない。
クラフトビールが飲めるカフェ、Lit Work Place
ベーグル+ビール
カレー味のベーグルにローストビーフをトッピング。
ビールはよくわからいので、ダブリューってやつを頼んでみた。
正直スーパードライと大して変わらんだろ、と思いながら飲んでみたが、全然違った。とても飲みやすい。これはこっちに来ておいて良かった。
良い感じになったところで、北上経由でほっとゆだへ。半分ぐらい寝てしまった。
ほっとゆだ駅で途中下車。
駅に温泉が併設されていることで有名なところ。
小さい頃、最長片道切符の番組で紹介されて以来いつか来てみたいと思っていましたが、ようやく実現した。
1時間ほど駅の周りを散策し、温泉へ。
信号機の点灯まで1時間以上粘った。
帰り際、お土産物を見ていたらリュックが当たってお酒を一本落としてしまった、、
完全に自分の不注意、お店の人にも誤って、半額支払いました。本当に申し訳ありません。
朝から気が抜けているというか、全然だめですね。目を覚まさねば。
何だか後味の悪い終わり方になってしまいましたが、、
北上線を完乗し、秋田県は横手へ。
全く予定を合わせたわけではないが、
なんとこの日はかまくらまつり開催日ということで、それを見るために横手まで来た。
駅や会場周辺はそれなりに賑わってはいるが、、
北上線沿線は銀世界だったが、奥羽山脈を超えても標高が下がれば雪はない。
祭りの様子や規模を見ても、今年は例年にない苦労に悩まされていたことが伺えた。
ミニかまくら、幻想的でしたが、路面の状態が、、、
横手と言ったらもう一つ忘れてはいけないのが、焼きそば。
屋台で食べる雰囲気でしたが、乗る予定の電車まで1時間弱あるし、どうせなら店舗で美味いものを食べたいので。。(屋台がまずいと言っているわけではない)
結局全員でお店へ。食い道楽
なるほどこんなもんか、という感じ。
大曲まで、普通列車で行ってもよかったんだが、
たびキュンの指定席発行回数が余っていたのでちょっと面白い列車に乗ってみる。
快速SNOW YOKOTE号、前々から乗ってみたかった風っ子についに乗ることができた。
今回はトロッコ仕様じゃないみたい。
東京都内とかで走らせたらめっちゃ面白そうだなと思った。
盛岡(から30分)のスーパー銭湯に泊まる予定だったのだが、このタイミングで急遽発案者の気が変わって盛岡駅前のホテルに泊まることになった。
確かに、個室じゃないところで質の悪い睡眠をとるためにわざわざ足を運ぶぐらいなら、プラス1000円払って駅近のきれいな宿で高品質の睡眠をとった方が遥かに有意義だ。
盛岡は土砂降り。横手がこうじゃなくて良かった。
宿に向かう前に、盛岡冷麵の中では結構有名なお店、盛楼閣にて本日二度目の夕飯。
こちらも、こういう感じなんだーという感想にとどめておこう。
ともかく、横手焼きそばと盛岡冷麵という二つの名物によって旅行気分は演出された。
本日の城、アートホテル盛岡。
3000円という素晴らしいコストパフォーマンス。今日は3度風呂に入ったのでそのまま寝てしまった。
続きは②へ。明日は青森です。