
三浦知良選手は僕がサッカーを始めるきっかけとなった選手であり、
今はああいう生き方をしたいと、人生の目標としている方でも
あります。
この本は、「サッカー人として」というタイトルで
日本経済新聞に隔週で連載し、コラムを一冊にまとめたものです。
僕はその一つ一つのコラムもこの5年間、
カズさんがどんな気持ちでプレーをしてきたのかが、
そのまま書かれていて非常に面白かったのですが、
それよりもプロローグに書かれていた言葉に
僕は一番心を打たれました。
「なんでカズさんはそんなにずっとモチベーション高く
いられるんですか?」
「僕はサッカー一筋でやってきているけれど、サッカーを愉しんでいる
ということにやっぱり尽きるのだと思う。いや、サッカーだけではなく、
外で遊ぶときも、お風呂に入るときも、人に会うときも、もうすべて
一生懸命行くぜ、という感じの人生なのだと思う。そのときそのときで
目一杯やっていく、その積み重ねが僕の今なのだ。」
僕もその一瞬一瞬を愉しんで、カズさんのような素敵な人生を
歩んでいきたいと思います。
カズさんの気持ちが素直に書かれているこの本を
是非、皆さんも読んでみて下さい!
CHEL アスレティックトレーナー 森川稔之
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