池袋シアターグリーンへ、
地下空港 伊藤靖朗さん脚本・演出の
舞台「暁の帝(あかつきのみかど)~壬申の乱編」
を観劇しました。

テーマが「壬申の乱」の舞台です。
壬申の乱の人間関係とか、時系列が分かりやすく表現されています。

登場人物は主に3人です。
・大海人皇子(おおあまのおうじ):天武天皇
演=小澤雄太さん…劇団EXILEのメンバーです。

・大海人皇子の甥、大友皇子(おおともおうじ)
演=森田桐矢さん… 以前観劇した「ポセイドンの牙 Version 蛤」で毒が回ってペガサスの羽が生えるつもりが、手羽先に見えてしまう…印象があります。

・大海人皇子の兄、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ):天智天皇
演:八神 蓮さん…予習で調べた通り、王子様でした☆

地下空港は伊藤さんの他に、野田孝之輔さんと、田代絵麻さんが団員で、磯村勇斗くんが2013年にご出演された「タガタリススムの、的、な。」初演でも共演されていました。
(私はタガタリ観劇したことはないのですが…)

のすけさんは「サファリング・ザ・ナイト」や「ポセイドンの牙 Version蛤」で観劇させて頂きましたが、エマさんは念願の初観劇でした☆
存在感が凄い等、評判なので楽しみでした。

観ると、エマさん声の存在感から魅せられました☆
舞も圧倒的ですが、手足が動くだけで舞台の世界観に引き込まれる、目が釘付けでした☆

舞台は役によっては1人2役3役、4役されることもあります。
1公演で、のすけさんは何人いらっしゃるのかなと思うほど素晴らしかったです。

幕と舞台袖がない、役者さんが隠れるところがないことも特徴的でした。
舞台の端に戻ると、衣装替えや次の出番までそこに座って待機しているのです。
時々役者さん同士で耳打ちされているのも見れて、役が入っている時と、役者さんとしての顔が見られるのも珍しのかなと思います。

大きなセットがなく、数本の縄(なわ)を使っている所が印象的でした。
縄には、しめ縄、倭国(わこく)、和、輪などなど…のイメージがあったそうです。
縄の垂らし方、置き方で、不思議と部屋や雰囲気に見えます。
色んな角度からの部屋が再現されます。

1つのシーンの中に同時に3つ位ストーリーが進んでいて、どこを見ても美しくて、これが伊藤さん演出ならではなのかな…と思いました。

シーンの中の動きも含めて、場面展開も役者さんがはけると同時に小道具を入れ替えるのも特徴なのです。
そのキャストさんの動線が綺麗なのです。

劇中のメロディーの着いた歌もあります。
いつも心に染みてきます。

劇中のお写真です。
Twitterお借りします。
スマートボーイズ(@sumabo_jp)

パンフレットとTシャツを記念に持って帰りました。

パンフレットは、キャスト紹介や稽古場風景等の他に、壬申の乱についてのコラムや文章が多くて、壬申の乱について理解しやすいと思います。

Tシャツは着心地良いです☆

これからも伊藤靖朗さんの作品で見てみたい作品は沢山あります。
・「赤い竜と土の旅人」伊藤さんのSNSで度々赤い竜を見かけるので、観てみたいです。
・「タガタリススムの、的、な。」初演では磯村くんが主演された作品、あらすじやヤマトタケルを調べると、観てみたいです。
・「暁の帝」シリーズ化(?)されるらしいので、実現したら観たいです。
・「サファリング・ザ・ナイト」移動参加型また観たいです。
・「ポセイドンの牙」また観たいです。
・「ダニキ城の虜」ポセイドンの牙の続きのストーリーらしいです。
・「ワー・ボーン」~移動参加型演劇、観たかったです。



thank you ソッ