祝!パリオリンピック馬術 団体日本銅メダル‼︎ そして、乗馬の思い出 | 【one's dearest two】   catfishは幸せの種蒔き中

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BTSという名の沼底でもがく人のブログ。
最愛の2人、テテとグクの間を行ったり来たりしながら、7人の幸せを祈り、バンタンへの愛を語ります。
そして
実は音楽屋さん(小声)
時々、自己満プレイリストを投下してます♪
なお、アメンバーは募集しておりません。


スポーツ万能ジン王子のあとは、




馬上の貴公子、テヒョンさんにも会いたくなったのと…



ここからは、需要の全く無いTMIなのですが。

実は私…


若い頃に10年ほど、割りと熱心に乗馬を習っていた事がありまして。


障害も馬場馬術も、ほんのちょこっとだけ、1ミリ位かじってみました。


小さい頃から🎹をやっていると、スポーツとは縁遠くなりがちでしたが、大学を卒業して、何か音楽以外の事もやりたくなり…

身体も動かさなくちゃね!と思い立ち


大の動物好きなので

「あ!乗馬だったらお馬さんに触れるし、上に座ってるだけで良いみたいだから、出来るかも!」

と、あさはかな考えでやり始めたのですが、これがもう大馬鹿者の勘違いで笑い泣き


大変、ハードなスポーツです。


鞍上で、馬の動きにあわせて膝とふくらはぎ、踵を使って小刻みに腰の上げ下げをしなくてはいけませんし、

馬の歩様に合わせて腰をグラインドさせるような動きもあり、

結構激しい有酸素運動なのです。


そう言えば、午前中に「メイク中の汗問題」を話題にしましたが、


私、昔は全く汗がかけなくて。


なのに、乗馬を始めてから体質が変わったのか、滝のように汗をかけるようになりました🤣



馬は、とても賢くて繊細な生き物で

上に乗せている人間の技量や性格など、すぐに見破ります。



初心者で緊張して身体が硬くなっていると、その筋肉の強張りが伝わりますし、


強引に操作しようとすると、手綱捌きにデリカシーがなくなって、それもすぐに伝わりますし、


オドオドして視線が泳いだり、気を抜きすぎてだらけたり、

そんな事もすぐに伝わってしまいます。




自分で言うのも変ですが、小さな頃から🎹で「千本ノック」を受けるような状況(つまり、しごき🤫)に慣れていたので、

私は物を教わるのが上手いらしく笑

最初は、びっくりするほどスイスイ上達してましたが、


乗馬を始めて1年後くらいに、初めての、そしてかなり強烈な落馬を経験(2週間入院しましたネガティブ)して…


その後しばらくは、どんどん下手になっていきました。

それまで簡単に出来ていた事が出来なくなり、

ホントに、何もかもうまくいかなくなってしまったのです。



でも、そんな時にインストラクターがかけてくれた言葉が今でも忘れられません。



「〇〇さん、今、楽しくないよね?

前より下手になったって思ってますよね?

全然うまくいかない!って悩んでるでしょ?」


びっくり!」


見抜かれてたんだ…と、思って驚いていたら、インストラクターのお話しの続きは、さらに驚きでした。


「でもね、それが上手くなってる証拠なんですよ。」


「え?どう言う事ですか?」


「以前の〇〇さんは、ただ楽しくて、何も考えずに僕たちの言う通りに動いてくれてたし、それでうまく行ってた。

けれど、あの落馬を経験して、恐怖も経験して、乗り越えて、

それでもこうしてまだ乗りに来てくれてるって言うのは、ホントに馬が好きになったんですよ。

乗馬が好きになったんですよ。


でも、やっぱり落ちて痛い思いするの怖いから、今はその恐怖と乗りたい気持ちとの闘いです。


そして、色んな事考えて乗るから、悩みが増えるんです。


うまくいってないなって悩んでる時ほど、目標を持って上達してる時ですよ」


若いインストラクターが、そんな事を言ってくれたんです。



感動して、馬の上でちょっと泣きました🥺


これって、きっと何事にも共通するのではないかなぁと思います。


漫然と楽しむだけでなく、

悩みがあって、それを乗り越えようと言う気持ちもあって、

今の自分に満足できなくて、頑張るんだけどちっともうまくいかない…

だけどそんな時ほど、実は前進している。


つまり、人間の成長にはその時その時のタイミングやパターンがあるんだろうなぁと思うのです。


朗らかに笑顔で進める時もあれば、

時には傷つきながら進んで行く日もあります。


それでも、前に進む気持ちさえ失わなければ!


…と、汗と馬糞にまみれたあの日々に、私は学ばせて頂きました。

(乗馬の後は、お馬さんのケアが待っています。馬体を洗ったり、ブラシをかけたり、蹄のお手入れしたり、馬房をお掃除したり…実は私、この時間が大好きでした)



その後、お仕事上責任ある立場になってしまったのと多忙のせいで、乗馬倶楽部に通うことは出来なくなりましたが、

私にとっては忘れられない思い出です。




テテがお馬さんに乗って、ジミンちゃんは🚲チコリータで草原を疾走ダッシュ


これも、大好きなシーンです。




私がバンタンにこれほど惹かれている理由のひとつには、


勿論、類い稀れな才能を持った7人が集まった奇跡と、彼らの圧倒的なパフォーマンスやそれぞれのキャラクターの魅力もありますが、


そんな彼らが、悩みながらもがきながら

ただ前を向いて進んでくれている、その姿に感動しているように思います。


世界中にファンがいて、有り余る富みを得て、名誉や名声も手に入れて(その光りの眩しさの分、影の濃さにも悩まされているのでしょうが)


もう、全てを手にしたと言っても良いはずの彼らが


まだ、前に進もうとしてくれている。


もっと一緒にいようよ!

もっと見ていて❗️

もっと上に行こう‼️


そんなふうに、私達に言ってくれている…


だとしたら



応援するしかありません飛び出すハート

愛を贈り続けるしかありません愛飛び出すハート




そして、やっとタイトルに辿り着きましたが、

オリンピックの馬術競技で🎖️なんて凄い!

失礼ながら、実はかなり驚きました!

欧米強豪国との、競技人口や関連施設数の差を考えると、これはホントに凄い事です!

馬の背中の暖かさ、視界の高さ、風を切って走る心地良さを思い出し、精一杯の拍手を送りながら、昔話をさせて頂きました。


なんとなく書き始めてみたら、思ったより長文になってしまいました。


けれど、

烏滸がましいようですが、


もし…


今、何かに悩んでいたり、壁にぶつかっていらっしゃる方のお目に留まれば、ほんの少しでもお気持ちが軽くなれば良いなぁと思います。



最後までお読みくださった方がおられましたら、ありがとうございます。


画像はお借りしました🙇‍♀️