ススキの花(2) | 雲のように・・・

雲のように・・・

佐渡の海、山、川そして空を・・・

前回ススキの花を掲載した時に

マクロでの撮影では無かった為、花が分かりづらいとの

ご指摘を頂きましたので、撮影に行って来ました。

今回は、APS―C機+接写リング25+三脚で撮影に臨み

雄しべ、雌しべ共に撮影する事が出来ましたが

風に揺れ動くススキを接写するのは、至難の技ですね!


前回の時も、書いたのですが、イネ科の植物は

風による受粉を行なう為、花は無く

雄しべと雌しべだけなんです。


因みに皆さんは、ススキと荻(オギ)の違いは判りますか?

実は私も、良く分かって無かったんです。

今度は、ススキと荻の違いを、やってみる予定ですが

風の影響が無い様に工夫して、撮影してみたいと思います。


雲のように・・・


雲のように・・・


雲のように・・・
雌しべは、風で飛んで来る花粉をキャッチしやすくする為か
ビンを洗うブラシの様な形状をしています。

雲のように・・・
雄しべ、雌しべを収納する苞穎(ホウエイ)から「のぎ」が出ていますって
これでは、良く分かりませんよね!次回の宿題という事で、勘弁して下さい。

雲のように・・・


雲のように・・・
こちらは、昨年秋も深まった頃に、撮影した荻です。
水辺に生えていたので、多分間違いないと思います。