※閲覧注意?

 

【あらすじ】

「勇者召喚」に巻き込まれ、現代日本から異世界へとやってきたサラリーマン、ムコーダ。

彼はまたもやフェル達に押し切られる形でダンジョンへ行くことに。

今回挑むのは、難関と名高いブリクストの街のダンジョン。

「とはいえフェル達もいるし大丈夫だろう」なんて思っていたら、直前になって創造神様から「最下層に危険な奴がいる」という不穏な情報がもたらされるのだった。

そんなこんなで突入したダンジョンだけど、そこは難関ダンジョンに挑む冒険者達で大盛況。

フェルに乗ってどんどん先へ進むムコーダ達も、道中では他のパーティーと交流を持つことに。

気のいい冒険者が多いけれど、誰もが友好的なわけではなくて…!?

そしてダンジョンで戦えばレベルも上がり、ついにムコーダの第三のテナントが解放!

そこには「あの女神様」念願の「あのお店」が!!

「小説家になろう」10億PV超のとんでも異世界冒険譚、いい感じの第11巻!

 

 

オーバーラップノベルス(オーバーラップ)から今月出版された作品です。

 

…てっきり25日かと思ったら、今回早めに店頭においでなさってたわ~Σ(´∀`;)

 

ダンジョン突入・前編ってな感じっすかね、今回のお話。

 

従魔であるフェンリルのフェル達に押し切られる形で難関ダンジョンと言われる所へ行くことになったムコーダ。

 

創造神からのアドバイスと不穏情報がもたらされた中で突入したダンジョンは、ドロップ品がいいものということもあり冒険者達で大盛況だった。

 

従魔の1匹・スライムのスイの暴走で冒険者の活躍横取りというハプニングがありつつも、他のパーティーと交流を持ったり創造神のアドバイスを活用したりムコーダ単身(文明の利器活用)で戦闘に参加したりとダンジョンに挑んでいた。

 

気のいい冒険者が多い中で、ムコーダの活躍を良しと思わない冒険者グループがいた。

 

ムコーダ自身はフェルによる結界で敵視されている事を知らなかったが、従魔であるフェンとピクシードラゴンのドラちゃんの活躍で悪事回避に至るのだが、冒険者グループは栄誉という輝きに目が眩み(?)、悲しき顛末(あれ、意味合ってたっけ?)を送ることになってしまう。

 

戦利品の整理と女神たちへの奉納の為に一度帰還するムコーダは、今回のダンジョン戦でレベルアップによるスキル解放で以前から「あの女神様」が熱望していたテナントが解放されており、「あの女神様」は興奮するのだった…ってな展開でした。

 

 

今まで友好的や崇拝っていう場面が多かったから、敵視パターンってのは珍しかったと思うのです。

 

ただ、敵視したがゆえの重すぎる自業自得な結果にちょっとそういう展開が苦手な私はちょっと後味の悪いものとなっていました。

 

あとは…こういう食べ物系が出てくるお話を読んでいると、関連ものを食べたくなってしまいます。

 

他には女神の暴走や番外編の女神女子会、文明の利器で魔物撃退と面白い場面も多々あり読み応えありました。

 

最下層の危険が何なのかはまだわからないので、書籍を待つか…はたまたちらっとウェブを見に行くか…どうしようかな(笑)