※閲覧注意?

 

【あらすじ】

ドSとビビりと仲間たちの日常に心霊あり!?

ビビりな花屋の息子・高爪統吾とドSな寺の息子・柄沢悟は霊が視える友人同士。

大学三年に進級した春のある日、悟は寺の境内で子猫を拾う。

どうすればいいか困惑しているところに、統吾がやってくる。

一通り連絡をした後、統吾が子猫についている“気”を辿ってみるが、見つけたのは母猫の無残な姿だった。

だが子猫が母猫に近づいた途端、母猫は悪霊へと変じ始め―。

二人の友人・種岡とその恋人あすなや悟の弟・瞑の話など、ドSとビビりの周りの人たちのストーリーも含む5編収録!

 

 

スカイハイ文庫(三交社)から今月出版された作品です。

 

セカンドシーズン1作目となる本作品は、心霊あるけどほんわかだったりしんみりだったりひやひやだったりと感情が忙しなかったと思うものでした。

 

迷い猫を拾い、飼い猫か野良猫かを調べるため“気”を辿ってみてもらったら、亡くなった母猫と出会った2人の前に、母の愛ゆえに死んで間もない彼女が悪霊へと変わってしまい、子猫の為に解決しようと動こうとする柄沢悟と迷い猫

 

あすなと恋人になって「らしいこと」をしていない事に気付いた種岡が二人で旅行することになるが、旅行代理店担当者の悪意によって薦められた「訳アリ部屋」で降りかかった事態に彼自身で解決することになった種岡亮太と小旅行

 

とある事件をきっかけに親しくなった遠山美波が命の危機に陥った事件で深く関わった女性・古谷と花屋で再会したことで始まった金魚草にまつわる悲しい出来事を知ることになった高爪統吾と金魚草

 

大学生で弓道部となった瞑の周辺で起こる道場で起こる鈴の音が聞こえる騒動で出会った少女の霊との一時のやり取りが描かれた柄沢瞑と鈴の音

 

統吾に半ば強引に誘われた流星群を見ることになってのやり取りが描かれた柄沢悟と高爪統吾と流星群

 

 

以上、5編が収録されていました。

 

最後だけ心霊はなかったけど、迷い猫と金魚草のお話はちょっとしんみりさせられました(´・ω・`)

 

でも、間に小旅行という人間の悪意という恐怖が入ったから途中感情の行先が迷走したけど(笑)

 

人間の悪意、こわっ…ガーン

 

にしても、この後はどんなお話が彼らを待っているのだろうか?

 

少々気になる謎もありますしね…。