※閲覧注意?

 

【あらすじ】

祇園で地下クラブを経営する敦子から清貴に持ち込まれた奇妙な依頼。

小松探偵事務所が正式に調査に動き出したが、思わぬ方向に転がり出す。

一方、円生は突然、家頭邸で行われる予定の展覧会の開催を中止にしてほしいと言い出した。

円生を翻意させようと奔走する葵だが、その裏には…大人気シリーズ、17弾!

 

 

双葉文庫から今月出版された作品です。

 

敦子からの依頼は自身の教室に通う生徒と婚約者との婚約解消させてくれという奇妙な依頼だった。

 

一度は断ったのだが、生徒さんと婚約者の男性と話す機会があり敦子の態度の変化に困惑を感じていたこともあり彼女の変化の原因究明を事務所に依頼する。

 

正式に調査に動き出した先で、思わぬ事態が発覚する。

 

一方、葵が主体となって行う円生の展覧会の開催を予定していた矢先に、彼の過去を知る人物からの容赦ない言葉で開催を中止にしてほしいと言い出した円生。

 

彼を翻意させようと奔走する葵だったが、彼女はその頃一つ疑問に思っていた事があった。

 

「蔵」の展示に利用しようと考えていた作品に清貴の態度が普段と違った事に…

 

事情を知りそうな利休も何やら訳アリな対応をするものの回答を避けていた。

 

一体その作品と清貴の関係は?

 

そして展覧会は無事開催されるのか?

 

敦子が執拗に仲良くしていた生徒とその婚約者を別れさせようとさせていた理由は?

 

…いやぁ、それぞれの事実にゃびっくりしましたね。

 

一度「拝み屋」とコラボしたからなのかスピリチュアルな内容も入ってくるのね(*´∀`)

 

あ、あとはエピローグ的な話で円生と友人、葵と清貴の話も収録されていて二つの話に決着がついてよかったと思ったよ。

 

今後もまだ続くようですし、次はどんな話になるんだろうなぁ?