※閲覧注意?

 

【あらすじ】

もし“ポートマフィアの黒き禍狗まがいぬ”芥川龍之介が武装探偵社に入社していたら?

もし“月下獣”を宿す中島敦がポートマフィアに所属していたら?

妹・銀を奪われ、怒りと破壊の衝動に身を任せる芥川と、『ポートマフィアの白い死神』として相対する者を屠り続ける敦。

ふたりの出会いが導く運命とは…!?

これは“白”と“黒”が辿ったもうひとつの物語―2018年公開の劇場版入場者特典の小冊子を加筆修正した完全版が登場!

 

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角川ビーンズ文庫から出版されています。

 

劇場版の内容もちょろっと入った展開のイフストーリーで語られていて、芥川龍之介が武装探偵社に入社するきっかけを作った探偵が織田作之助で、敦がポートマフィアに所属するきっかけを作ったのが首領である太宰治で、さらに2人の出会いを作る運命を作った太宰治の事実にびっくりしたと同時に、なんかほろっときちゃいました(つд⊂)

 

ありえたかもしれない世界…か、と。

 

あの人物がこの世界では、こうなっているのか。とか色々びっくりする場面はありましたけど、そんな中での芥川と賢治のやり取りが面白かったですネ。

 

そしてあの芥川龍之介さえも戦慄させる与謝野先生…(笑)

 

相対する人物が違っても武装探偵社の面々は変わらないんだなぁ、とかそんなん思って読んでました(ノ´∀`*)