トルコ・シリアの大地震で、死者が5万人を超える見込みとのことです。

対岸の火事と考えずに、しっかりと地域で防災について考える必要があります。

 

28年前の阪神淡路大震災では、6千434人の方が亡くなりました。

そんななか、がれきの下から救助された人が3万5000人いました。

 

人間の生存の目安は72時間と言われています。3日間で救出しなければいけません。


だれが助けたのか。

その内訳は、消防・警察・自衛隊が助けたのは約8000人、家族や近所の人が助けたのは2万7000人だったそうです。

 

大規模な災害では、道が壊れたり、橋が落ちたり、ビルが倒れたりして、消防車両や救急車はなかなか現場に救助にいけません。また、被災している人も多数いますので、手が回らない。

 

神戸の震災で改めて認識されたのが「共助」の大切さです。そして、自主防災組織の重要性が再認識され、防災士の制度が始まった災害でもありました。

 

天妃小学校区でも、若い防災リーダーを育成していく取り組みが必要です。沖縄県内には、1500名くらいの防災士がいますが、活躍の場が見いだせていないのが現状です。

 

天妃地域にも、防災士の有資格者がたくさんいると思いますが、しっかりと掘り起しを行い、一緒に協力して取り組んでいきたいものです。

 

久米地区にある沖縄福祉保育専門学校さんは、県内で唯一、防災士養成機関として認定され、養成講座を実施しています。たいへん心強い味方です。大庭学園との連携についても、考えていきたいと思います。

 

今日から明日にかけて、沖縄福祉保育専門学校において、防災士養成講座を実施されており、53名の意識の高い方々が受講しています。

 

合格した暁には、ぜひとも「天妃ぼうさい井戸端会議」にも参加してください。