年が明けて1ヶ月が過ぎました!
早いですか?
遅いですか?
去年仕事を辞めた僕は
1日24時間という時間を
どう使うか自分の頭で考え
行き先を決め自分の足でそこに向かい
触れたいものに触れ
久々に自分と対面しています。
なんともゆっくり時が流れ
よく見た景色も真新しく思えます。
新鮮!!
一番嬉しいのは平日の日中にゆっくり散歩やサイクリングできる事!
あまりに嬉しくてニヤニヤしながらブラブラしてます。笑
そんな僕は先週、
僕にとってすごく勇気のいる行動を僕は起こしました。
“普通”はなんでもない事です。
手紙を書き、やり取りをし人に会いに行きました。
父にね。笑
実に14年ぶりくらい
父とは幼少期に半年程2人で過ごしただけで、
他はほとんど過ごしてないんやけども、
礼儀や常識というものは父に叩き込まれました。
実は僕幼稚園に行っていません。
自主学習をしてビジネスホテルで半日以上1人で留守番をし
少しだけ父に遊んでもらう毎日でした。
ホテルの部屋は実に無機質で、幼い僕は毎日寂しくて仕方がありませんでした。
小学校入学と共に母と暮らし始め
父とは小3~4の時に数回会ったきり絶縁状態。
僕の23年の人生で考えると本当に僅かな時間を共に過ごした人です。
母を何度か泣かせ度々困らせた人です。
そういった人物ですが、間違いなく僕の父。
今までも数回会おうと考えた事があったんやけど、
現住所がわからず時間だけが過ぎ。
去年ひょんな事から父の住所と父に新しい奥さんがいる事を知る。
僕の中でもう、勝手に亡き人にしていたので、生きていた事に動揺が隠せず
次の行動に移すべきか否か悩みました。
そんな時、彼女の義理父が倒れ
彼女に言われました。
「お父さんに手紙をかこう。」と
悶々としたまま季節が2つ過ぎ年賀状の季節になり
僕は初めて父に手紙を書きました。
「どうか2人が幸せでありますように。」と
数日後ポストにハガキを見つけた時は頭が真っ白になりました。
そこから手紙が1往復。
向き合う決心をした僕は
カミングアウトを手紙でしました。
父があまりに電話してこいと手紙に書くもんやから、
意を決し電話。苦笑
「お前がどうであれ変わりない。
もし、障害を理由に誰かに何か言われたり
社会で困るような事があればその時は父さんを責めなさい。
父さんのせいにして、自分を大切にしてなさい。そして貫け。お前は何も悪くない。」
当然なんやけど親にしか言えない言葉があるなと確信。
父さんのせいにするつもりは全くないけども、
心にとって逃げ場やとまり木があるのとないのとじゃ全然違う。
心からありがとうを伝えました。
そして、会いに行く事になり、彼女も連れてこいとか言うもんやから
2人で出向いたわけです。笑
行きのバスでは不安と緊張で生きた心地がせず、彼女がずっと励ましてくれていました。笑
少し寝て起きると真っ白
見覚えのある景色が増える度、会っていいのか自問自答。
向き合えるつもりやったけど、もし出来んかったら?
という不安。
14年という歳月で父の容姿が変貌してたら?
という不安。
会ったら一瞬で飛びました。笑
父の奥さんが僕の彼女に内面そっくりでびっくり。笑
他にも似たところばかりで責める気無くすの一瞬やった。笑
文句ももちろん少しは言いましたがね。笑
まだまだ言っていくし父の血圧をあげ過ぎない程度に言い合いもしてみようかと思います。笑
ちょっとしたいじわるですね。笑
話し始めて暫くしたら
大事そうに奥の部屋から奥さんが
僕が20年前に愛用してた手袋を持ってきた時、
長かった僕の父への反抗期は終わりを告げました。
会って良かったと安らいだ瞬間やったな。
心配してた
父の髪の毛がつるっぱげになってなかったのが
一番嬉しかった!!笑
本人にもそれを伝えたら
オススメの育毛剤を紹介し出す父。
…なんでやねん!爆笑
多分毛について30分くらい話したんちゃうかな?笑
おじいちゃんもフサフサやったし、ひとまず安心。笑
その日から僕を叱る人がまた一人増え、
同時に心配してくれる人もまた一人増え。
3日に1回は電話してきてペラペラ喋る父は、みるからに喜んでます。笑
免許取り終わるのを首を長くして待ってはるけど
彼女と母と彼女の家族をドライブ連れてってからやな!
彼女を父に紹介する日がくるなんて考えた事もなかったけど
父とのやりとりや身のこなし見てて、やっぱこの人を選んで良かったし
改めて彼女の素敵さを確信!
父と僕、性格も顔もそっくりやから、彼女的には扱いやすいみたい…笑
人を許すってことは、物事によっては凄く時間もかかるし
体力も使うけど
許す事は自分を助ける事でもあるのかなぁと少し思いました。
産んでくれて育ててくれて
ありがとう母さん。
見守っててくれてありがとう父さん。
2人の子供で良かったです!
命に感謝!
あでゅ。