夢で故人と逢ったことある?
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母が旅に出たまま帰ってこない。
まぁ、その内、連絡してくるだろう。
行き先も言わないで何処にいったのかしらないが、
まぁ、折角の旅先、
好きにさせてやるさ。
十日経っても連絡が無い。
そろそろ連絡してくれてもいいものを・・・。
半月経っても連絡が無い。
これ一寸マズイだろう。
そろそろ連絡をと思ったが、行き先がわからない。
まる一ヶ月経った。
まだ連絡が無い。
その内帰ってくるはずなんだが、そうも放っておく訳にもいくまい。
まぁ、母のことだから大丈夫とは思うが、
息子としては、そうも放って置くわけにもいくまい。
息子としては、
そろそろ捜索願いでも出さないことには・・・。
・・・と、思ったところで、目が覚めた。
夢を見ていたのだ。
両親が逝ってから、すでに20年。
兵庫、ド田舎、傘寿、独居老人。
いい歳をして、まだこんな初々しい夢を見るのかと、
一寸驚いた。
行き先も告げず、家出同然の東京放浪。
散々手を焼かせた若かりし日の自分への、
あの世からの、一寸洒落たしっぺ返しだったのかも・・。