田舎はお盆の、風物詩 (3) | 10go9

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ご先祖さんが、あの世から帰って来られるという、

盂蘭盆。その迎え火の日。

その夜、いい月夜だった。

父も母も、今、帰ってきているのかな?

帰るべき故郷は、いい! 

その深夜、衣食住、足りて、パンツ一丁で、月夜の田舎道を歩いた。

深夜の月夜。その田舎道を歩くのは自分一人。

いつの日か自分もこうやって、あの世から帰ってくるのかな、と思った。

 

 

家に帰ってくると、彼からまたメールが届いていた。

「今から、そちらに行くから!」

一寸一寸,この刻限、子の刻参りじゃないの?  

ああ、そうか! まぁ、今日はお盆の迎え火。

遅れておられるご先祖もおられるかも・・。

 

 

しばらくメールの応酬が続いて、

この道の隠語でいうと、彼はフケ専。

爺々のブログの真意を汲み取り、賛同してくれて、会いたいと言う。

そうわるい子に思えない。

ただ時間帯がもう、草木も眠る丑三つ時。(笑)

「明日、早朝にしてくれませんか? 二・三時間は眠りたいから」

と、返事したら、そこで、プッッン! と、メールが途絶えた。

 

 

その後、前後不覚に、爆眠!!

慌ててパソコン覗いたら、

「起きてますか? もう着きました!」

驚き、慌てて外に飛び出してみたけど、その気配無し。

「今、どこにいるンですか?」

と、慌ててメールしたら、

「神姫バス○○営業所辺りです!」

まだ詳しくは教えていなかったのに、その的確さに唸った。

「わかった。カーナビありますか? 詳しく教えるから、もうおいで!」