うちのおかん。は園芸が好きでベランダは植物園のようになっている。

我が家のベランダは昆虫パラダイスだ。

それどころか、育ててる植物の実を食べにくる鳥の餌付けを始めたり。

大自然万歳なおかん。


毎年この時期になると生涯を終えようとしているセミがそこらじゅうに転がっている。

そしてうちのマンションはのどかな場所にあるせいか最近は壁に止まって鳴いてるわ、下には転がってるわ…

無論、我が家の植物園的なベランダはそんなセミ達の憩いの場所になっている。

そして我が家にはそんなセミ達を容赦なく狙っている『アホな犬』がいる。
セミがのたうち回ってる音を聞きつけるとすぐさま出動している。

ちなみにうちは好きなときにベランダに出られるようにお犬様用自動ドアが付けられている。


今日リビングからベランダを眺めていると、『おかん。』と『アホな犬』


弱ったセミが落ちてたのだろう『おかん。』は『アホな犬』に食べられないよう背の高い植木にセミを移動させている。

そんな『おかん。』の優しさはセミには伝わらず最後の力を振り絞って『おかん。』の手から逃れようとするセミ。

ビービー鳴くセミ

そんな鳴き声を聞きつけセミを欲しがる興奮している『アホな犬』

するともう一匹セミがいたらしく、またもや捕獲する『おかん。』

二匹も獲物を見つけ大興奮する『アホな犬』
欲しいのに届かないもどかしさから、『おかん。』に飛び付きはじめる。

二匹のセミと『アホな犬』からの攻撃にいっぱい×2になり、一匹のセミを手から逃してしまう『おかん。』

「あらッ!どこいっちゃった!?」キョロキョロ…
(ワンッワンッ)
「アッ!チョコちゃん!(犬の名前)食べちゃダメよ!」
「どこいっちゃった!?」

その場でクルクル回りながら逃したセミを探している『おかん。』

そしてこちらに背中を向けると…


…おかん。

背中にセミ付いてる…


それに気付く『アホな犬』
(ワンッワンッ!)
セミ、『おかん。』から飛び立つ…が地面に落ちてしまう。

やっとセミを確認する『おかん。』
やっととどく場所に下りたったセミを狙う『アホな犬』

「アッ!ダメ!こらっ!!」
「あー!あぁぁー…ァ~ー…」

シーン…

ベランダの奥に消えていった二人。


しばらくして室内に戻ってきた『おかん。』

「せーっかく助けようと思ったのにな~。




・・・

食べたの?