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今日は春分の日、お彼岸ですね
先週いや、先々週ぐらいかな
姫☆の仏壇の電気がチカチカと
「ん?電球切れの始まりかな、、、」
もう電球替えて2年ぐらい経つかなと
この電球が切れると仏壇は真っ暗
切れる前に買っておこうと会社の帰りに購入
いつ切れても大丈夫なように経机の上に箱に入れて準備
話は逸れますが、その経机には色んなものが置いています
姫☆の妹が作ったドライフラワー、雛の写真、手紙、数珠、
野球のチケット、姫☆の写真、通帳などなど
昔から大事なものは仏壇へ、みたいなところがありますね
気が付けば経机の上にはたくさんなものが置かれてます
『色んなもの、置きすぎやぞ!』って怒られそう
そんな中先週、弁護士事務所から封筒が届きました
昨年、実母が逝った後の遺産相続の調停を担当された
弁護士事務所から
「ん、今度は何?、、、」
封を開けてみると、その後無事に調停は済み法定相続人の
相続登記も終わり、不動産の売却先まで決まっており実父の
不動産売却承諾書にもサインが終ったらしいのですが、
その実父が逝去したと、、、
弁護士からの書面冒頭に
拝啓
御尊父様ご逝去の報に接し大変驚いております、、、
「ええっ、まぢか。。。」
文面は実父に代わって手続きを進めて欲しいとの依頼でした
実母の逝去も家庭裁判所からの調停通知で知り、
今回、実父も同じく活字での連絡でした
大人になってから歯車が狂ってきた実家のひとたち
子供の頃は家族仲があまり良くなかったけど、
大人になって和解した、という話はよく聞きますが、
ある程度大人、まして既にお互い違う生活をしている中での
仲違いは、歩み寄ることの方法を見つけられないままでした
実母に最後に会ったのはもうかれこれ十数年前、
実父とは二十年ぐらい会っていないかも
姫☆が逝ったことも直接の連絡はしないでおきました
お互い干渉し合うことのない日々が続きました
親の死に目に会えないことは不幸なことか?
色んな家族の「かたち」があると思います
切っても切れない繋がりだからこそ
そこに生まれた仲違いは重いものになりました
別にそれはそれでよし
それが自分の人生の一コマであればそれも人生かと
親に殺めれれる子供もいます
子供に殺められる親もいます
近い関係だからこそ憎悪も増す
近い関係だからこそ愛情も増す
それも家族の「かたち」
家族の「かたち」に正解はないかな
その「かたち」にすべてが幸せではないかな
彼らから受けた愛情も自分なりに理解しているつもり
その思いが彼らに伝わることがないのならそれでもいい
その流れに逆らうことなく今からも進んで行こうかと
しかし、、、
姫☆の仏壇の電球は今でも切れずに灯ってます
ん、
ではあの点滅はなんだったんだろう?
ひょっとして姫☆が、
「お父さん来たよ、元気だって、、、」
そんなことを知らせてくれたのかもしれません
どんな人よりイイカッコしーの彼に今宵はこっちもカッコつけて
フランス語で、、、「Merci、、、」
そして知らせてくれた姫☆にも「Merci」
ありがとうございました
ryusei☆
