父方にとっても
母方にとっても
「初孫」だった わたし。
雛人形や七五三の着物なども、そこそこのものを用意してもらって。
幼少期は、自分の境遇に何の疑問も持たず(物心つくまでは皆そうですね)、
うちは「ふつう」だと思ってました。
年中の年から幼稚園に通い始め…
発育が良くて背も高く、運動も音楽(ハーモニカやオルガンを教えてくれる園でした)も工作も、文字の読み書きや数のおけいこなど何でも人並み以上にできて、先生からも好かれ、目立つ子どもでした。
そんなわたしを両親や祖父母は自慢げで、
当の私も自分に出来ないことはない、と
自信たっぷりだったのです。
だけど、色々と成長の早かったわたしは
周りの大人たちが話している内容を理解してしまい
わずか5歳頃から、大人の顔色を伺うようになっていきます。
…年中組の時の担任のT先生は、とても可愛くて優しい先生で、わたしは大好きでした。
だけどそんなT先生のことを、他のクラスの先生たちが
「T先生は子どもに甘すぎ」
「きちんと叱らないからしつけがなってない」
などと、意地悪な口調で陰口を言っているのを聞いてしまい、
「お友達に意地悪したり、悪口を言ってはいけません」と言っている先生たちが……‼︎
と、ものすごくショックを受けて、はっきりと記憶に残ってしまって。
確かこのことがきっかけとなって、大人たちの会話…特に良くない話…に、敏感になってしまった気がします。
そこでだんだん、うちの家族の状況が、
わかってくるようになったのです。