【後追いで書いてます】

 

出産場所を考えてくる様に告げられた私は

家族に相談しました

 

・大きなお腹で都会の病院に戻る自信がない事

・都会に出てまだ2年目、頼れる病院がわからない事

・田舎の方が産後、お互いの両親のサポートが得られる事

 

長期的管理の意味を深く理解できていなかった私は、

子どもの事ではなく 

自分の事しか考えず

地元での出産を希望したのです 

   

それに対し、旦那は 「こっちは手伝える人が俺しかいないから、そっちで産んだ方が安心じゃない」と言ってくれました

   

この言葉を受け、 

地元の病院で、何があっても安心して子どもをサポートできる環境を整えたつもりでした

 

異変から15日目

母に付き添ってもらいながら、再び地元の総合病院を受診しました

そこで私は

「ここで産もうと思います、宜しくお願いします」女医に伝えました

 

すると、女医は驚いた顔で

「そうですか、てっきり戻られるかと思いました」

「ここで診れなくなくはないですが、、、わかりました」

と言いました

気持ちが固まっていた私は、先生の小言も耳に入りませんでした

 

しかし、

・お腹がパンパンで横になることが出来ず座って寝ている事

・呼吸するのも苦しいし、動悸もする事

を伝え、羊水除去して欲しいとお願いしました

 

そこで女医は

「わかりました、じゃいつにしますか?今日にしますか?」

 

母と私は

「今日はちょっと、、、明日お願いします」と伝え、入院を持ち越すことになりました この決断もまたのちに後悔することとなりました 

 

 

 

異変から16日目

10:00入院、14:00から羊水除去術施行

「こんなにお腹張ってるのになかなか出てこないな」とぼやきながら

結局1500mlを除水しました

羊水は胆汁色、穿刺針を抜くと胎脂がついていると言われました 

 

入院中はずっとNSTを装着し、

いつでも帝王切開できるように絶食が続いていました

もしかしたら今日生まれるかもしれないから、旦那に連絡するように言われました

 

19:00 心拍弱め、お腹の張りも強いとの事で

お腹にエコーを何度も当てられていました

やはり見るところは、外来でも気になっていたあの塊

多くの先生がこぞって画面を見つめていました

 

まもなくして、部屋に戻された私は、

のちに来た産婦人科センター長にこう言われました 

「やはり胃腸が腫れているし、貧血もある」

「でも胃、十二指腸、小腸上部は正常部分が見える」

「もしかしたら、卵巣腫瘍かもしれない」

「早く取り上げて手術が必要になる、でも外科の先生が学会で不在なので隣の県にこれから救急車で行ってください」

「旦那さんにも新幹線を途中で降りてもらうように連絡してください」

 

急に言われた事実に、両親は唖然としていました

状況を飲み込む間も無く

 

あれよあれよと言う間に

転院の準備は始まりました

 

入院から11時間が経っていました