東アジアサマースクールと高校生議会【2013年9月号】 | いおく美里です!

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前県議会議員のいおく美里です!

■夏休みだから!■
8月を振り返ると、
特に月を意識する一ヶ月でした。

事務所では8月に入り、
夏休みの二ヶ月間受け入れる大学生のインターンが始まりました。

県では、8月17日からは15日間で、
第3回東アジアサマースクールが始まり、
8月22日には第2回目となる高校生議会が開催されました。

■東アジアサマースクール■
第3回目の開催となる東アジアサマースクールが開催され、
今年は4ヶ国、44名の 学生が参加しました。

日本・ 韓国・中国・ヴェトナムから
大学生・院生の受講生を集め、 寝食を共にしながら
2週間講 義やディスカッション等を通じ、
東アジアの共通性や関係 性に気付き理解することを目 標としています。

最終日には成果をレポート に纏め、
5分間のプレゼンが テーマ別で会場が設けられ行 われました。

私は「政治・経 済・観光振興」の組に講評者 として参加しました。
良く準備され、日本語で上手く発表し、成果を存分に知りました。

この施策は、
東アジア地方政府会合とこの東アジアサマースクールを大きな柱とする
東アジア関連事業の一つです。

私たち民主党はこの施策に一貫して反対をしてまいりました。

その理由は

1)数値目標もなく奈良県民へどのような利点があるのか分からない。

2)施策の理念は理解するものの、外交の補完まで目的とする施策を
国の補助なしで、これまで3年間で10億円もの県税を使い行う必要性です。

このサマースクールも、
授業料・宿泊費・飲食代すべてが県税より賄われています。

もっと現実的で持続可能な形での国際交流のあり方を求めて参ります。


■高校生議会■

奈良朱雀高校、畝傍高校、
御所実業高校、大宇陀高校、
吉野高校、奈良育英高校の6校を迎え、

今年2回目となる高校生議会を開催しました。

通常の議会と同じように、
知事、部長等の執行部出席の元、
議長の選出、登壇しての質問等行われました。

どの生徒も素晴らしい質問 でした。

通学の経験に基づい た、過疎地でのバス路線の維 持の重要性や、
高校生の求人を含めた雇用創出のための産業育成について等
実体験に基 づいた高校生らしい質問・提 言が行われました。

また朱雀 高校からはこれまでにない
「茶道甲子園 in 奈良」と銘打 った
大和茶を活かした農業振興だけではなく、
経済波及効果も高そうなイベントの提案などもありました。

ともすれば、政治は声の大 きい人の代弁になってしまいがちです。

しかし、若い人や これから生まれる子も含めて 奈良県民です。

将来にわたり、
奈良県が発展をしていくため にも、
若者の声を聞き、政治 に活かしていく必要性を改めて感じた高校生議会でした。