【生活習慣病について No.1】
私たちが、小さなときは、生活習慣病という言葉はありませんでした。
食生活も、ご飯に味噌汁、納豆やお漬物、鮭を焼いたものなど、質素な食事が多かったように思います。
小学生くらいになると、昭和46年から昭和53年くらいですが、少しずつ町の様子も変わってきました。
未舗装だった道路が舗装され、田んぼだらけだった家の周りには、住宅がいっぱい建ってきて、昔ながらの商店街しかなかったのに、大型のスーパーが建ってきました。
そのあたりから生活様式も変わってきます。冷蔵庫やテレビ、洗濯機などが普及し、スーパーになると
食料品の種類も格段に違ってきました。
お肉に魚、野菜だけではなく、調味料なども。カップラーメンやお菓子なども初めて目にするものばかりが陳列されます。
食生活は、昔の質素な日本食から一気に欧米の食生活へと変わって行きます。
脂っこい食事と濃い味付けに替わって行き、体も大きな体系の子どもたちが増えてきます。
テレビの普及と併せて、テレビゲームが出てきました。
テレビにゲーム機を接続することで、友達とテレビゲームで遊ぶように変わってきます。
テレビゲームなどが無い時代では、外で遊ぶことが主流であったものが、家の中で遊ぶように変わって行きます。
外で疲れ切って帰って、ご飯を食べて、お風呂に入って寝る。実に、健康的な生活スタイルだったように思います。
そう言う意味では、子どものころは、眼鏡をかけた子どもたちは、殆ど居なかったようにも思います。
それが、昭和から平成、そして、令和と時代の流れと共に経済の発展と生活スタイルは、大きく変わって行きます。
そんな中で、変わってきたのは、生活スタイルと共に、病気に対しても変わってきました。
医療の発展もめざましいスピードで発展してきています。
昭和の時代では、恐らく発見できなかったような病気であっても、今の時代では、エコー、CT、MRI、PETや血液検査、尿検査などいろいろな検査で、ほぼ見逃すこと無く小さな癌まで発見することが可能な時代となっています。
癌だけでなく、いわゆる現代の病気である「生活習慣病」と言われる病気の発見と診断が可能となっています。
この「生活習慣病」と言われるものの原因とされているのが、名前の通り「生活習慣」によると言われています。
時代の流れと経済の発展により生活スタイルの変化、いろいろな要因が重なって、現代病として実に予備軍を含め多くの方々が罹患または、罹患の可能性を秘めているとされています。
そう言ったことから、今回は、生活習慣病について、考えて行きたいと思います。
「目 次」
1. 生活習慣病とは
1-1. 定義と概要
- 生活習慣病の概念とそれに含まれる疾患の概要。
1-2. 要因とリスク
- 生活習慣病の主な原因となる生活習慣やリスクファクター。
2. 主な生活習慣病
2-1. 高血圧(高血圧症)
- 血圧の異常上昇とその影響。
2-2. 糖尿病
- 血糖値の異常上昇と膵臓のインスリンに関する疾患。
2-3. 高脂血症
- 血液中の脂質の異常な増加とその健康への影響。
2-4. 肥満
- 過度な体重蓄積が引き起こす健康問題。
2-5. 喫煙
- たばこの喫煙と健康への悪影響。
2-6. 不足栄養
- 栄養不足が引き起こす健康問題と影響。
3. 生活習慣病の予防と管理
3-1. 健康的な食事
- 栄養バランスの取れた食事の重要性。
3-2. 適度な運動
- 運動が生活習慣病の予防に与える影響。
3-3. 十分な休息
- 睡眠と休息の大切さと健康への影響。
3-4. 禁煙
- タバコの喫煙をやめることの健康上のメリット。
3-5. ストレス管理
- ストレスの影響とその適切な管理方法。
3-6. 定期的な健康診断
- 健康診断が生活習慣病の早期発見と管理に与える重要性。
4. まとめ
4-1. 生活習慣病の総括
- 生活習慣病のまとめと今後の健康のための提言。
次章から、上記の内容で、説明をしていきたいと思います。
~次へ続く~